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革靴やバッグの色・傷補修に挑戦!初心者にもおすすめのレノベイティングカラー補修チューブ【商品紹介】

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公開日:2020/07/09    /  最終更新日:2025/05/21

革靴やバッグの色・傷補修に挑戦!初心者にもおすすめのレノベイティングカラー補修チューブ【商品紹介】

靴やバッグなど皮革製品の「傷」や「色落ち」、困っていませんか?

革靴やバッグ、お財布、キーケースなどの皮革製品はどんなに大切に使っていても、爪があたって傷がついたり、服とこすれて色があせたり、アルコール消毒液が垂れて色が抜けたりといったトラブルを完全に防ぐことはできません。
気に入って毎日使っているからこそ、そういったトラブルは起こりやすいのは皮肉なものですね。

使っているうちにどうしてもついてしまう皮革製品のダメージですが、ある程度なら自分で直せるってご存知ですか?

革靴の傷ついたつま先の補修ビフォア・アフター
こすれたバッグの角の色補修ビフォアアフター
色あせたジャケットの色補修ビフォアアフター

本記事では革製品を使っていると起こりがちな傷や色あせ・色抜けの補修におすすめ、プロの愛用者も多い“レノベイティングカラー補修クリーム チューブ/瓶”をみなさんにご紹介します。。

“レノベイティングカラー補修クリーム”とはどのような商品か

まるで「絵の具」な皮革用着色クリーム

チューブ入りの絵の具のようなレノベイティングカラー補修クリーム チューブの商品写真

チューブ入りでまさに絵の具のような見た目

レノベイティングカラー補修クリームは中身もまるで絵の具のよう

中身もまるで絵の具のよう

レノベイティングカラー補修クリーム チューブは、着色に用いる粉末の素材“顔料”をアクリル樹脂で定着させる「皮革専用の着色補修材」です。
革靴やバッグ、財布などの革小物・革製品についた傷やこすれ、紫外線等による色抜け・色落ちなどに使用して、補修するためにご利用いただく商品です。
"染料"は革に浸透し革を染めることで色がつくのですが、顔料は樹脂などで皮革表面に固着するので補修箇所を覆うように色がつきます。「色が乗る」というとわかりやすいかもしれません。

レノベイティングカラー補修クリームは発色が良いのが特長ですが、画材の「アクリル絵の具」によく似た処方をしており、アクリル特有の柔軟性を併せ持つのでこすれに強く、革への定着性に非常に優れているので剥がれにくさにも定評があります。
水濡れにも強いく、革靴だけでなくバッグのような肌や洋服へ直接触れる革製品など(ただし起毛革は除く)幅広い皮革製品に使うことができます。

また、はがれや色落ちへの耐性の強さは革製のソファーやカーシートへの使用にも適しており、座面や背もたれから洋服へ補修部分の色が移るような心配がありません。
実際、サフィールのメーカー アベル社のあるフランスでは、カーディーラーがカーシートの補色修理にレノベイティングカラー補修クリームを導入しているところがあるそうです。

使い方も絵の具と同じ!

水でうす伸ばししたレノベイティングカラー補修クリーム

水でうす伸ばししたレノベイティングカラー補修クリーム

絵の具のように混ぜ合わせて色を作ることができる

絵の具のように混ぜ合わせて色を作ることができる

“絵の具のように”というのは、大変重要なキーワードです。

水でうすめるということは、クリームの濃度をうすめる、ということです。
クリームのまま(濃度100%)で使用すれば、傷や色落ち部分をしっかりとカバーして目立たなくできるという利点があるものの、意図せず厚塗りになってしまい革の微妙な風合い(色の濃淡や凹凸)などを損ねてしまう場合があります。
水でうすめて使うと着色効果は当然弱まりますが、伸びがよくなるので広範囲へ塗り拡げやすくなります。また塗って乾かすを繰り返せば、塗り重ねもできるので革の風合いへの影響を見ながら色の補修をすることができます。水とクリームの量を調整することで濃淡をつくり、グラデーションを再現することもできます。

バッグの角や持ち手のフチ部分(コバ)のような、元から樹脂でコーティングされている場所には、カバー力を活かすためクリームを薄めずそのまま使う、日焼けや色あせなど広い範囲を色補修する場合は水でうす伸ばしして使う、といった使い分けができます。

※詳細は次の記事で解説しています。

簡単キズ隠しから本格カラーリペアまで、革製品の色補修はレノベイティングカラー補修チューブで解決! その2

 

 

またレノベイティングカラー補修クリームは、色数40色以上を誇るカラーバリエーションの非常に多いクリームです。
見た目の通り、絵の具のようにクリーム同士を混ぜ合わせて新たな色を作ることができます。

・色と色を混ぜ合わせて別の色を作る
・ブラックやホワイト、オフホワイトを混ぜて色のトーンを変える
・うすめクリームを混ぜて、発色を明るくする

といったことができます。

この辺も画材の絵の具とほぼ同じような感覚で使うことができます。

 

※参考記事

レノベイティングカラー補修クリーム、3色+αを混ぜて使えば、大体の色は作れる説。

 

※カラーバリエーションについてはこちらの動画で確認できます。

レノベイティングカラー補修クリームが必要ないケースも

「ん?これって色あせ??」と感じるケースに、革が乾燥によって白けてしまっている状態があります。
乾燥による色あせや退色には、油分を含む皮革用のクリームやローションなどで保湿・油分補給をしてあげるのも有効な手段です。

ついつい「色あせ→色補修」と考えがちですが、まずは革を本来のコンディションに戻してあげるだけで色味も回復します。
抜けた油分を補うということは、「白けた革の色が濃くなる=元の色に戻る」ことにつながるわけです。

また対象が革靴であれば、色付きの靴クリームの補色効果で色あせや多少の傷は十分目立たなくすることができます
サフィール ビーズワックスファインクリームやサフィールノワール クレム1925には顔料、それに植物性油分が配合されているので、補色効果+油分補給の両方の効果を発揮します。
靴の場合はまず靴クリームの補色・保革効果を試してみて、物足りなさを感じたらレノベイティングカラー補修クリームを使ってみる、と段階を踏んでチャレンジするのもありです。

まとめ

使い込めば込むほど味がでて愛着の湧く皮革製品ですが、どんなに大切に使っていても無傷というわけにはいきません。
万が一、目立つ傷やがまんできない使用感などが出てきたら、気軽にかんたんに自分で補修ができるということを思い出してください。
少しの手間でまだまだお手元の靴やかばんは現役で活躍させられますよ!


本記事で紹介した商品はこちらで購入できます。

SAPHIR(サフィール)レノベイティングカラー補修 チューブ 25ml
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スムース革の皮革製品全般に使用できる着色補修クリーム ¥1,485(税込)


 
SAPHIR(サフィール)レノベイティングカラー補修クリーム 瓶 30ml
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人気の皮革用色補修クリームの瓶タイプ。チューブよりも5ml多くてお得。


 

 


 

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