汚れ落としをいろいろ試してみたものの、状況改善には至らず困ったことになった………なんていう経験をされた方も少なくないかと思います。
そういったシーンでよく見るトラブルというのが、
- 雨に濡れたあとの“雨ジミ”
- 濡れたあと、乾くと現れる“塩吹き”
- 消えない“カビ”とその跡
- 雨の日に履いて、しこたま濡れた後の“型崩れ” など
このようないかにもややこしいトラブルの対策として、話題に挙がるのが「靴の丸洗い」です。
しかしながら「革靴の丸洗い」はトラブル対策として強力な効果を発揮する反面、相応のリスクも負うかもしれないことはあまり解説されていません。
例えば、丸洗いした時のデメリットにはこのようなことがあったりします。
- 過度な乾燥を招く
- かえって型崩れの原因となる
- 色が落ちる
- 色がつく(シミや色の移染など)
そもそも、「サドルソープ」という名前の製品。サドル=馬の鞍です。乗馬で使用する、泥や汗にまみれ、紫外線を浴びまくるあの“鞍”です。
根本的に「靴を洗うための製品ではない」わけですから、靴への使用にはリスクがあって当たり前なのです。
そこで本記事では、リスクは承知でトラブル解決の最終手段としてサドルソープを使って靴を丸洗いしたい、そんな貴方ができるだけ失敗しないために“注意すべき4つのポイント”をご紹介したいと思います。