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レザーソール(革底)のお手入れで重要なポイントと注意すべきこと

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公開日:2022/01/13    /  最終更新日:2025/04/21

レザーソール(革底)のお手入れで重要なポイントと注意すべきこと

天候不順は革靴にとっての大敵です。

天候不順は革靴の大敵。
もしもの時に備えてメンテナンスをしっかり行い、さらに防水スプレーを吹きかけておけば、とりあえず急な雨や雪にはなんとか対処できるものです。

 

そう、それがアッパー(靴の甲部分、甲革)ならば、ね!

 

革靴を構成するパーツで、革が使われる箇所は靴の甲側だけとは限りません。
革製の靴底、いわゆる“レザーソール(革底)”も革靴の持つ魅力の一つであり、レザーソールを愛用する方も実際多くいます。

 

レザーソールで困る点は、天気の悪い日に履きづらいことですよね。
革なので雨は染み込んできますし、雨が止んだ後でも水たまりは極力避けて通りたい……。

 

雨の日にあえてレザーソールを履くことはないですし(ないはず……)、事前に雨が降るのがわかっていればラバーソール(ゴム製の靴底、ゴム底)の革靴で出かけるのですが、なぜかレザーソールの革靴を履いた日に限って、急な雨が降るんですよね。
車を洗車すると雨が降る、というジンクスに通じるものがあります。

 

 

ん?

 

 

ということは「洗車した日にはレザーソールを履かない」もしくは「革靴を履く用事がある日には車を洗わない」
そうすれば万事解決!すごい!大発見!!

 

 

と、まあそんな冗談はさておきまして、雨で革底が濡れてしまったら、どうしたらよいのでしょうか?
本記事では濡れた革底がどうなるのか、革靴のレザーソールのコンデションを保つためのお手入れについてお話しいたします。

乾燥してしまった革底の画像です。

濡れたレザーソール(革底)が受ける影響

最初に、濡れてしまったレザーソールが受ける影響と、どのような変化が起きるのか整理しましょう。

 

 

濡れたレザーソールが受ける主な影響


  1. 乾燥する
  2. 硬くなる
  3. 劣化・ダメージにつながる

 

1.乾燥する

アッパー(甲革)にも言えることですが、革は濡れた後、乾く際に元々革が含んでいる油分や水分が乾くとともに抜けてしまい、一気に乾燥が進みます。

 

乾燥しきった状態のとき、もし同じように雨や雪で濡れるようなことがあると、今度はレザーソールは乾燥していた分一気に水分を吸い込んでしまいます。たとえば、水たまりの水や泥水、飲食店での食べこぼしや飲みこぼしなどを吸い込むとなると、汚れも一緒に革に浸透してしまうため、汚れがどんどんレザーソールに溜まっていくことになります。

 

それから、水気を含んでふやけた状態の革は型崩れしやすい状態になります。
靴が濡れたまま脱ぎっぱなしにして放置してしまうと靴の形が崩れたまま乾燥が進みます。結果、靴底が反り返ったり、甲がつぶれた状態のまま乾いてしまうわけです。

 

 

 

2.硬くなる

1.の「濡れる」と「乾く」を繰り返すうちに、皮革を潤わす成分である油分が抜け切ってしまうと、皮革を構成するの繊維質の柔軟性が失われます。

 

そうすると、歩行時の曲げ伸ばしなどでかかる負荷に皮革の繊維は耐えきれず、裂けたりちぎれたりしていきます。いわゆるレザーソールのクラック(ひび割れ)を引き起こす原因です。
当然、一度ちぎれてしまった皮革の繊維はその後どんなにお手入れをしたとしても元に戻ることはありません。

 

柔軟性が失われれば耐久性も弱まり、乾いたアスファルトなどで簡単に削れてしまいます。乾燥を繰り返しレザーソール自体が硬くなって柔軟性が失われてしまうと、靴底が摩耗しやすくなるわけです。

 

 

3.劣化・ダメージにつながる

最終的には、ひび割れが靴底を貫通して見事に真っ二つ! なんてことになったり、歩行時に一番圧がかかる足指の付け根部分が削れて大きな穴が空いたりと、見るも無残な状況になってしまいます。

 

応急処置的に上からラバーを張ることや、靴の製法によっては靴底全面を張り替える「オールソール」という修理が可能です。
しかし、消耗品ではあるものの本来丈夫で長持ちするはずの皮革素材の良い点を無駄にしてしまうのは、とてももったいないことです。

 

そこで続いてはレザーソール(革底)を長持ちさせるためのお手入れを紹介します。
アッパー(甲革)のお手入れと同じように、レザーソールにも適したお手入れ方法・道具があります。

レザーソール(革底)のお手入れにおすすめのアイテム

レザーソールのお手入れは
“サフィールノワール ソールガード”におまかせ!

大切な革靴の靴底を守るために、ぜひともおすすめしたいのがサフィールノワールシリーズから発売されているレザーソール専用のケアアイテム“ソールガード”です。

ソールガードはその名の通り、「レザーソール(革底)をガードする(守る)」ことに特化したお手入れ用品です。サフィールブランドの真骨頂である「有効成分としての天然原料をふんだんに配合」は、この製品でもしっかり発揮されています。

主成分として配合されているのは、次の2種類の植物性油分です。

 

 

  • セサミシードオイル
  • アボカドオイル

 

 

セサミシードオイル浸透性が高く、保湿効果に優れる油分です。
アボカドオイルは特に乾燥への耐性が高く保湿効果が長く保たれます。また栄養効果にも優れ皮革の柔軟性を保ちます。

 

セサミシードオイルは浸透性が高く、保湿効果に優れた油分です。アボカドオイルは特に乾燥への耐性が高く、保湿効果が長続きします。

また、栄養効果にも優れ、皮革の柔軟性を保ちます。どちらの成分も美容・健康分野で用いられる天然原料であり、食品や化粧品の原料として重宝されています。

現在では抗酸化作用によるアンチエイジング効果に大きな期待が寄せられています。

 

 

この2種類の原料から作られた“サフィールノワール ソールガード”を使用することで、レザーソールを乾燥から守り、柔軟性を保つ効果だけでなく、油分が水気を弾く作用で水や汚れの浸透を防ぐ効果を発揮します。

湿った革に染み込んだ水気が乾くときに革が必要とする油分や水分が一緒に抜けてしまうため、革に水を染み込みにくくすることが劣化を防ぐ最大の予防策となります。

洋酒や香水を思わせる見た目も人気

SaphirNoir(ノワール)ソールガード
SaphirNoir(ノワール)ソールガード
天然の植物原料を使ったレザーソール(革底)専用オイル


 

それでは、サフィールノワール ソールガードの使用方法をご紹介します。
使い方はいたって簡単。塗って乾かすだけです。より効果的な2度塗りする方法をご紹介します。

サフィールノワール ソールガードの使い方

 

1.汚れを落とす。

底面が汚れている場合は、あらかじめ汚れを落としておきます。
土や砂利はブラシを使って払い落とします。豚毛のブラシはコシとハリがあり、使い勝手が良いです。

そもそも靴底は地面に常に接している部分です。汚れて当然の場所なので、あまり神経質にならなくてもよいでしょう。

 

しばらくお手入れをしていなかった場合、レザーソールはかなり乾燥が進んでいることがあります。
念のため、ひび割れていたり穴が開いていたりしないか、削れて薄くなっていないかなどを確認してください。
もし穴やひび割れが見られたら修理を検討してください。

お手入れ不足で乾燥しているレザーソール(革底)の画像です。

しばらくお手入れしておらず、だいぶ乾燥が進んだレザーソール

ブラシなどで汚れを払ったレザーソールの画像です。

付着した土・砂・泥などはブラシなどで取り除く

2.ソールガードを塗布し、乾かす。

底面がきれいになったらソールガードを塗布します。
小皿などにソールガードを適量移し、布やブラシを使って靴の底面の皮革部分に塗布します。底面以外にはソールガードが付かないよう注意してください。
乾燥で白けていた底面が、油分が浸透することで一気に色が濃くなります。

 

靴の底面全体に均一に塗布できたら、1時間ほど置いて乾かします。

 

 

*塗布にブラシを使う場合のポイント*

サフィールノワール ソールガードをレザーソールに塗布するのに使いやすいのがこちらのブラシ。

SaphirNoir(ノワール)ミニブラシ
SaphirNoir(ノワール)ミニブラシ
細かな部分の汚れを払ったり、靴底にソールガードを塗るのに最適


 

ブラシを使う際には、浅めの小皿を用いると毛先にオイルをつけやすく作業しやすいです。
またブラシを使ってソールガードを塗る時はあまり力を入れすぎないように注意してください。力を入れて擦るとブラシの毛先が跳ねてソールガードが周りに飛び散って、周囲を汚してしまうことがあります

ノワール ソールガードを別の容器に移している画像です。

ブラシを使う場合は浅い小皿が使いやすいです。

ノワール ミニブラシを使ってソールガードを塗布する画像です。

乾いた靴底に油分が入ると色が濃くなります。

ノワール ソールガードのBefore・Afterの画像です。

左が塗布後、右が塗布前。

1度塗りでも効果は実感できますが、レザーソール全体にしっかりと油分を行き渡らせるためにも2度塗りをおすすめします。

 

2度塗りをする場合も1度目と同様に布やブラシを使って塗布します。ただし、2度目の塗布時には浸透しきれない余分なソールガードが表面に残るため、クロスでしっかり拭き取ってください。
2度目の塗布後は、6時間から半日ほど置き、再びしっかり乾かします。

 

※十分に乾燥させることで滑りやすさを防げますが、念のためお手入れ後の履き始め足元には十分にご注意ください。

★革底のお手入れで注意したいこと

革底のお手入れでは、ワックス配合のクリームやローションの使用は避けた方がよいです。

ワックスは被膜による防水効果が高いため、革底のお手入れにも有効に思われがちですが、靴底表面に被膜を形成しても歩いているうちに容易に削れてしまうため、それほど長くは持ちません。
むしろワックス配合の製品で手入れした直後は革底表面がツルツルになって滑りやすくなるのでくれぐれも注意が必要です。

 

また、固形油脂系の製品(例えばミンクオイルなど)も革底のお手入れには不向きです。
ソールガードの商品説明で触れた通り、油分による保護効果は革底のお手入れでは非常に有効なのですが、使用する量や頻度には細心の注意を必要とします。
例えば 「1ヶ月に1回の靴のお手入れ時に同じ頻度でミンクオイルを塗布」 するとなると、そのときレザーソールはもしかすると油分過多になってしまうしれません。

固形油分は「乾燥しにくい」のが最大のメリットですが、逆に言えば「抜けにくく溜まってしまう」とも言えます。
皮革の深層まで浸透するのには時間がかかるため、塗布後に油分のぬめりが薄れて履ける状態になるまで、相応の時間が必要となるほか、底面表面が乾いているように見えても、皮革の奥にはまだ十分に油分が残っているといったことがあります。

「乾燥している」と見た目だけで判断して固形オイルを塗り続けると、まさに油分過多な状態になります。その結果、過度にソールが柔らかくなり過ぎたり、油分の量だけ重みが増えたり、場合によっては革底を通り抜けた油分が中底にまで至り、中底の素材(コルクなど)のカビや腐敗の原因となった例があります。

 

固形オイルは絶対に使ってはいけない、とは言いませんが、お手入れの際に必要以上に気を使うことになるので、液体のサフィールノワール ソールガードの方が断然使い勝手が良いと思います。

まとめ

革でもラバーでも、靴底は言わば消耗品です。いざとなれば補修や修理、交換が可能な部分ではありますが、当然それには費用がかかります。
革靴を定期的にメンテナンスする中で、レザーソール(革底)のお手入れをメニューに組み込むことは大切な革靴を無用なトラブルやダメージから守り、消耗を遅らせることにつながります。

いざレザーソールをお手入れする際には専用のお手入れアイテム“サフィールノワール ソールガード”をぜひお試しください!
急な雨や雪にも安心して履けるように、ぜひともほんの一手間を加えるだけでできるレザーソールのお手入れに挑戦してみてください。


本記事で紹介した商品はこちらで購入できます。

SaphirNoir(ノワール)ソールガード
SaphirNoir(ノワール)ソールガード
天然の植物原料を使ったレザーソール(革底)専用オイル


 
SaphirNoir(ノワール)ミニブラシ
SaphirNoir(ノワール)ミニブラシ
細かな部分の汚れを払ったり、ソールガードを靴底に塗るのに最適


 

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