また、ペン先は四角くなっているため、面積の広いヒールの積み上げ部分にも使うことができます。
ただ使いやすいだけではありません。
水性顔料ワックスインクが主成分なのでツヤが出るだけでなく、そして樹脂よりも仕上がりがやわらかく、さらに浸透力もあるので効果が長持ちするというのも特徴。
塗った後乾いた布で磨き上げることで、ワックスならではのツヤも出ます。
靴磨きが好きな我々にとってコバにワックスを乗せてさらにツヤを出すのはよくあることですが、その手間を省けるというのも、少し寂しくもあり非常に便利なところです。
インクの垂れがないのでムラなく仕上がりますし、液体系のシューケアグッズあるあるの『ボトル転倒』の心配もありません。ちなみに、サフィールの認定試験では、レノマットリムーバーが転倒したらその時点で失格になるという噂も…。
色展開は黒とダークブラウンのみなので、個人的にはもう少し明るい色と詰め替え用があるといいなというのが正直なところ。ただ、¥1,320(税込)なので、めちゃめちゃ高いというわけではありませんので、買い足しもアリ。とはいえ、すごく頻繁に使うものではありませんので、僕は2年以上経っても尚、1本目でお世話になっています。