“絵の具のように”というのが重要なキーワードで、水に溶いて使うことでクリームの濃度を薄くして使うことができます。そうすることで革の風合いを損ねることなく、クリームの濃度の調整をして革の補色をすることができますし、クリームの濃度を薄めることでクリームの濃さのグラデーションを作ることもできます。
逆にバッグの持ち手のコバのような最初から樹脂でコーティングが施されているような場所には、クリームを薄めずそのままお使いいただいても問題ありません。
さらに、色数も40色以上と非常に多いクリームなのですが、色の組み合わせによって濃度では無く色の濃さも調整することができます。革の色にぴったりのクリームがない場合でも色調をすることで革に合う色味を作り出すことも可能です。
水で薄めても色の濃さは変わりませんが、色を薄めるための専用のクリームもございますので、クリームの濃さを変えず色を薄めることも可能というわけです。