革靴を愛する皆さまにとって、革靴のお手入れや眺めて愛でることはスタンダードな楽しみ方の一つではないでしょうか。
“サフィール流”の基本的なお手入れ方法をマスターしておけば、あとは素材にあった方法で行えば良いので安心です。
それに、数あるお手入れアイテムから適したものを選ぶにはどうすれば良いかも迷わなくて済みます。
では、海外のお手入れ事情では、どのような方法でどのお手入れアイテムが使用されているのでしょう。
そこで、今回はポーランドのサイト PATINE で掲載されているPrzygotuj swoje buty na sezon jesienno – zimowyをご紹介します。
9月の声を聞くと、秋冬用の靴の出番です。
質のいいエレガントシューズやビジネスシューズやクラシックシューズには、スプリットラバーソール(ヨークソール)やフルラバーソール(オスロソール)のブーツやさまざまなタイプのオックスフォードやダービーがあります。
一般に、ラバーソールと同じくらいレザーソールを好む人は多いでしょう。
しかし、秋冬シーズンはヨークソールやオスロソールにしておけば間違いありません。湿気、雪、氷、泥に対するより確実な安全策です。
凍った地面や濡れた床の上をレザーソールで歩くのは「命取り」になりかねないのでお勧めしません(笑)。
とはいえ、秋冬シーズンにレザーソールの靴を履くなら、サフィール サドルソープなどで汚れを落としてからサフィールノワール ダビンミンクオイルで保護してあげましょう。
ソールがやわらかくなりすぎないよう油分を適度に配合しています。効果が抜群なのでごく少量で十分です。
このように保護されたソールは水分の影響を受けにくくなります。
質のいい靴の材料となる良質なカーフスキンは、その多孔性と間隙構造のため比較的デリケートで吸収性のあるレザーです。保護しないと、湿気、水濡れ、変色、傷などのダメージを防げません。
ですから、レザーをきちんとお手入れして悪天候に備えることが非常に重要なのです。
良質なレザーを使った質のいい靴はソールさえ適宜交換すれば何十年も履き続けることができるのです。
1.サフィールノワールダビンミンクオイル – レザーの油分補給(都度行う)
革の奥まで油分をしっかり浸透させる栄養補給効果抜群のレザー用オイルです。ひび割れや乾燥を防ぎ、柔軟性と弾力性を保つとともに靴の防水性を強化します。
天然の動物性油脂を15パーセント配合しています。塗布後は、完全に吸収されるまで48時間は置きましょう。
乾燥しきったレザーを復活させたいときやレザーソールにご使用ください。効き目が強いので、ごく少量塗るようにしましょう。
2.サフィールレノマットリムーバー – レザーの汚れ落とし(都度行う)
シリコン、ワックス、樹脂、表面にたまった汚れや毛穴のつまりを効果的に取り除く強力かつ安全なグレインレザー用液体クリーナーです。
毛穴を洗浄して油分と栄養分の浸透を促します。
においがきついので、屋外か換気のいい屋内で使用してください。
子どもの手の届かないところで使用・保管してください。
3.サフィールノワールレノベイタークリーム – グレインレザーの保革
やさしく汚れを落とすだけでなく、革の奥まで浸透して油分と栄養分を与える優秀なコンディショナーです。
ミンクオイルがベースで、ワックス不使用。
クリームやワックスの下地に最適です。
(※編集部注:ワックス不使用とありますが、実際はビーズワックスが配合されています。)
4.サフィールノワールクレム1925 – 栄養と色味をプラスするクリーム
栄養成分、顔料、ワックスを凝縮した最高品質の革靴用クリームです。
革に栄養と色味をプラスし、表面に第1の保護層を形成します。
2~3回塗り重ねるといいでしょう。
5.サフィールノワールビーズワックスポリッシュ – ハイシャイン仕上げ
仕上げにこの製品で革に光沢を与えワックスによる最後の保護層を形成します。
高い光沢を出すだけなく、ワックスは革の防水性を高め、美しさの面で大きなインパクトを与えます。
たいていの場合、靴のお手入れの仕上げはワックスです。
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