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英国発パーマネントスタイルが贈る靴磨き動画のご紹介 その1

人によって考え方やライフスタイルが違うように、靴磨きのお手入れ方法や使う道具もさまざまです。

今回は、職人の技にも流行にもとらわれないスタイルを紹介する英国最大のウェブサイトpermanentstyl.com創設者、サイモン・クロンプトン氏が送る、靴のお手入れについてのインタビュー動画をご紹介します。

靴磨きは、装いを引き立たせるのに効果的で、おしゃれに欠かせない革靴は磨き方次第で美しい風合いを長く楽しめます。

 

結果が同じなら一つの方法に拘る必要はなく、いろいろ試してみて自分に合う方法を見つける、というのがサイモン氏の得た教訓のようです。

この動画では、サイモン・クロンプトン氏がロンドンのガジアーノ&ガーリングで、職人のピート氏と一緒に、靴クリームを塗りながら、お手入れの方法や手順、効果などについて、お話を聞いています。

 

 

左:permanentstyle.com創設者のサイモン・クロンプトン氏    右:ガジアーノ&ガーリングの職人 ピート氏

まず、ポリッシュとクリームの特徴の違いについて靴クリームは、靴を補色するだけでなく栄養補給が可能で、色を取り戻してツヤを与えることが、とても良い事だとピート氏は言います。
その後にハイシャインを施すことで、靴を悪天候などから保護するのに役立ちます。

靴を購入する時、メーカーによって取り扱っている靴が、お手入れなどのメンテナンスがされているかどうかわからない場合は、靴クリームで栄養補給することは有効で、アンティーク感を与えることもできます
ガジアーノ&ガーリングでは全てのペアを磨くため、かなりの量の靴クリームが使用され、ポリッシュで仕上げがされいるので購入後、靴磨きを行う頻度はあまりなそうです。 なぜなら、定期的に靴磨きがされている靴は、時間の経過でくすんでしまっても再度靴磨きを始めると、靴クリームが再活性化して光沢を取り戻すことが可能だからと、ピート氏 

靴ひもを外して靴磨きの準備をするピート氏

次に、靴磨きの手順について話が移ります。

靴クリームを塗る前準備では、靴ヒモを外しシューツリーを入れます。

靴ヒモを通したまま行う場合もあるかと思いますが、ピート氏は、靴ヒモに靴クリームが付くのを防ぐため、また、色が明るい場所や光沢がない場所を確認するために必ず行うそうです。

そして、ピート氏が気を付けているもう一つのことが、ホコリ払いをしっかりすること。

なぜなら、クリームやポリッシュで靴にホコリを閉じ込めてしまい、靴磨きの終盤に達した時に、つま先の真ん中などに小さな塊のようなものが突然現れる原因になるからです。このような悲劇が起きないためにも、ホコリを払うことと靴ヒモを外すことは必要になると話しています。

シューツリーを入れる時、もし手持ちのシューツリーが無い場合は、クロスなどの布類を靴に詰めて代用できるとも。
とは言え、やはりシューツリーを入れてお手入れをすることをお勧めしています。

 

 

 

サフィールノワール クレム1925を手に持ち靴クリームについて語るピート氏

そしていよいよ、靴クリームを塗る工程に移っていきます。ここでは、サフィールノワール クレム1925のブラックを使います。

ガジアーノ&ガーリングでは、暗い色の靴を「レオカ」と呼び、工場ではブラックの靴クリームを使って磨くそうです。
これは特別な場合で、一般的には、同じ色味のものか少し明るい色の靴クリームを選び、「レオカ」の様に一定基準よりも色を濃くしすぎるのを避けることをお勧めしています。

塗布には、指やクロスではなくスポンジを使用し、クリームを押し込むように塗ったり、角を上手く使ってコバの隙間にもクリームを塗ります。こうして全ての部分に均等に塗る事ができ、さらにそれを塗り重ねます。

クリームを塗布してからの放置時間もそれほど重要ではなく、塗布後に磨き上げることで余分なクリームがなじみ、ツヤが出せるを忘れないでほしいと語っています。

 

 

最後に、 ハイシャイン(鏡面磨き)について少し触れられていますが、この続きは次回 その2でご紹介します。
お楽しみに!

今回ご紹介した動画はこちら