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前回の、「動物性油分ってどんな油分なの?」では、クリームやローションに含まれている動物性油分について、素材別にお話ししました。 今回は、植物性の油分について、素材の例とともにその特徴などをご紹介させていただきます。
ホホバ(Jojova)の実から採取される天然の植物性油分です。ホホバオイルには栄養補給効果だけでなく保湿効果もありますが、ワックスエステルを主成分としているため保革効果が高いものになります。
シアバターノキの種子から採取される油分です。
食用や薬として用いられる他に、優れた保湿効果があるため、化粧品や肌に塗るクリーム、石鹸にも配合される成分です。
常温で固形、肌に塗ると体温で溶けて浸透するため、植物油脂でもバターと称されます。
ブラジルの北東部のみに自生するブラジルロウヤシの葉から得られるロウ分です。
ヤシの葉を切り取って、10日程度天日干しして、葉の表面からワックスを採取するため、ヤシの木を伐採することは無いので地球環境にも優しい原料です。
天然のロウでは最も固く、皮革に強い光沢を与えます。
また低刺激性で保湿効果もあるため、口紅、マスカラ、アイシャドー、ファンデーションなどの化粧品やキャンディのコーティングにも使用されているため安全な原料です。
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