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公開日:2021/07/08    /  最終更新日:2021/08/27

スニーカーのお手入れ、はじめる前に2つのポイントをチェック!

スニーカーケアの落とし穴にハマる前に、ココだけは気をつけたい

スニーカーのイメージ画像です。

いろんな素材、いろんな作りのスニーカーが存在します。

スニーカーにもお手入れは必要、というお話は以前こちらの記事でお話いたしました。

タラゴ スニーカーケアシリーズがあれば、スニーカーのお手入れはバッチリ!

スニーカーであっても、履き込んでいけば汚れてくるし、傷みもでてきます。
ところが、革靴のお手入れとは違って「基本的なお手入れはこう!」とか「こんなケースはこの製品を使えば万事OK!」みたいな決まった道具や方法がまだ確立されていないので、今自分が履いているこのスニーカーはお手入れしてしまって大丈夫なのだろうか……と心配になってしまうのは当たり前です。

 

これは、スニーカーやスポーツシューズがデザイン性に富んでおり、スニーカーで使われる素材や加工、仕上げ方が多岐に渡ることが大きな要因です。
靴によってお手入れ方法が違うとなると、とたんにどうして良いかわからなくなってしまいますよね。

そこで本記事ではスニーカーのお手入れを始める前に、注意すべきポイントについて紹介していきたいと思います。

 


目次

  1. 使われている素材・靴の構造について
  2. できるお手入れの方法について

まとめ


 

1.使われている素材・靴の構造について

お手入れを始める前には、その靴がどんな素材で作られているかをみておきましょう。

 

例えば、革製のいわゆるレザースニーカーと呼ばれる靴であれば、ShoesLifeで取り上げてきている「革靴のお手入れ」とほぼ同じ方法で問題ありません。

  • 馬毛ブラシでほこりを払う
  • ブラシで払いきれない汚れはクリーナーで除去
  • 靴クリームやレザーローションで保湿・保革(靴クリームなら補色まで)
  • 豚毛ブラシで浸透させて……
  • 乾拭きでフィニッシュ

こんな感じで、皮革の風合い・美しさを保つことができます。

 

ところがスニーカーと言えば、ツルッとしたツヤ革だけでなくスエードやヌバックなど起毛革、水気を吸いやすいソフト革、キャンバス地や化繊などのテキスタイル、合成皮革など様々な素材が使われており、1足でも複数の素材がパーツごとに使われるケースもとても多いです。

 

そうすると、一気にお手入れの時に何を使っていいのかわからなくなってきます。

 

この場合は、

①素材を選ばず使用できるアイテムを使う

②素材ごとに適したアイテムを使い分ける

といった対処法となります。

 

 

素材に関して、もう一つ。
素材ごとに適したお手入れ、適さないお手入れというのがあります。

 

例えば、テキスタイル素材だったら界面活性剤系の洗剤のようなクリーナーがとても効果的ですが、天然皮革の場合は皮革にも使えると明記されたものでない限り界面活性剤(洗剤)は乾燥や傷み、色落ちなどの原因となる場合があり最適とはいえません。
(“皮革用”とか“皮革にも使える~”などの記載があれば問題ありません)

逆に溶剤系のリムーバーのような皮革用汚れ落としは、テキスタイルの色落ちの原因となる他、プリント加工や表面の仕上げなどを傷める恐れがあるため、安易には使えない場合が多いです。

 

白いキャンバス地のスニーカーのつま先にできたシミの画像です。

キャンバス地のスニーカーのつま先にできたシミ

キャンバス地のスニーカーで起きた色移りの画像です。

キャンバス地のスニーカーで起きた色移り

仮にキャンバス地に適応した界面活性剤系のクリーナーを使ったとしても、トラブルが起きることがあります。

写真のように、使われる素材(テキスタイル)が適応していても、爪先部分で布地と芯を貼り合わせている接着剤が水気とクリーナーによって染み出し、かえってシミになるケースがあったり、樹脂・刺繍の糸の色が移ってしまいかえって汚れてしまうケース、油汚れやインクじみなどがクリーナーで広がってしまうケースなどがあります。

キャンバス地自体は界面活性剤系のクリーナーはまったく問題なく使用できるのですが、同時に使われている資材・部材との相性が合わないことがあります。
できれば一気に全体をお手入れするのではなく、まずは事前に目立たない箇所でテストをしてみて、問題がないことをしっかりと確認してからはじめられればいきなりの失敗に焦ることもなくなるわけです。

2.できるお手入れの方法について

汚れた靴を一気にきれいにしたいからと言って、浸け置き洗いや過剰にこすり過ぎたりするのも注意が必要です。

先にお見せした色移りは浸け置きやこすり過ぎでも起きる恐れがあります。
また、キズや摩擦で表面が傷んでいるところにブラシなどで過剰に摩擦をかけるのもダメージが悪化するので禁物です。
よくあるのが、ソールが剥がれかかったところに、水気やクリーナーの液剤が浸透してしまうと、余計に剥がれを進行させる要因となります。
このような無用なトラブルを避けるため、お手入れをはじめる前にはまずは靴の状態をすみずみまでしっかりと観察するようにしましょう。

タラゴ スニーカーケア クリーナーで洗浄している画像です。

クリーナーが使えることがわかれば、安心して使えます。

水洗いがOKなのか、クリーナーの使用は可能かどうか、衣類の洗濯マークのようにはっきりと書いてあればいいのですが、靴自体についていることはそうないので、購入時の靴箱やタグ、冊子などはできるだけ目を通して、把握しておくことが望ましいでs.

まとめ

上手なお手入れの方法は、お手入れに使用する道具を過信するのではなく、まずは自分の靴が

  • どんな素材が使用されているのか
  • どんな作りになっているのか
  • 履き込んでいるうちに傷み・ダメージが入っていないか
  • メーカー推奨・非推奨のお手入れ方法が何か

 

などを事前に把握して、どんなお手入れ用品が使えるのかをあらかじめ知っておけば、迷わず適切なアイテムを選ぶことができるかと思います。

 

というわけで、どんな靴に・どんな汚れ具合で・どんなスニーカーケアが必要か、を次回以降にご紹介していきたいと思います。


これまで取り上げてきたスニーカーケアに関する記事でおさらいしておきましょう

Le Beau
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