親子さんが持っていたバッグは、娘さんが海外で購入され一度もお手入れされていないものでした。
お手入れ不足のせいもあり、ナチュラルレザー特有の小キズや乾燥が目立ち表面がカサカサしていたので、ケアによるトラブルを防ぐため“安穏無事”のデリケートクリームが一番ピンときたのですが…。
「よく見ると程よいツヤが残っていた。聞くと、やっぱり元々はツヤのある革だったみたいだから、デリケートじゃ物足りないんじゃないかと思って」とだーうえ先輩。
ホホバオイルなどの植物性油分が主成分のデリケートクリームと違い、レノベイタークリームはビーズワックスやミンクオイルといった動物性油分が主成分なので、そのバッグにとって理想的なツヤが出ると判断したそうです。
さらに、「あそこまで油分が抜けて枯渇している状態だから、たっぷりと栄養と保湿を与えてあげなきゃ!」とのことで、デリケートクリームよりも栄養と保革効果の高いレノベイタークリームをお薦めしたそうです。
つまり、レノベイタークリームというのは『スムースレザー全般に使えて、たっぷりと栄養が与えられて、動物性油分なのにムラになりにくい、ツヤの出るデリケートクリーム』という最強のクリームだったのです!
試しに親子さんのバッグに塗ってみると、乾燥されていた革の色が濃くなり、しっとりしたような雰囲気が出ていました。
良いものばかりを配合させたリッチな自然由来の油分が革に柔軟性も与えるので、ナチュラルレザーそのものの風合いを変えず、女性が持つ厚みが薄いバッグにもピッタリというわけですね。