タグとフリーワードで検索
タグで検索
ShoesLifeにお越しの皆さま、こんにちは!
世界中がオリンピックに夢中になっている中、わたしは絶賛ハイシャインの特訓に夢中です。
ルボウの虎の穴であるハイシャインの実技試験を間近に控えたので、今回は、“ただハイシャインをしているだけ”のコラムとなりますが、温かく見守っていただければ幸いです。
革靴を友人から借りました。
いつも黒色の靴で練習していたので、今回は茶色の靴で挑戦してみます。 茶色の方が簡単だと聞いたことがあったのですが、まさかあんな状態になってしまうとは…。
試験間近にして、ハイシャインの奥深さの壁にぶち当たってしまいました。
ベーシックケアには、おなじみノワール【サフィールノワール クレム1925】。
もともとの革色はダークブラウン(No.05)が近いですが、赤みがかっても面白そうだったのでバーガンディ(No.08)を選んでみました。 全体的に傷が多かったですが、クレムが浸透して目立たなくなり、深みが増してイイ感じです。
指塗り1回でここまで光ったのは、茶色の靴が簡単だからなのか、わたしの技術が上達したのかどっちなのでしょう。(後者ならいいなぁ)
ポリッシュは、【サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ】のダークブラウン(No.05)を使用。
ハイシャインが出来ているかどうかを分かりやすくするために、わざと暗い色を選びましたが、茶色の靴は暗い色のポリッシュでグラデーションにしても素敵だと教わったので、一人前になったら色々遊んでみたいです。
2回目でイイ感じに光ってきましたが、よ~く見ると毛穴がまだ埋まっていない部分があったので、3回目に突入してグイグイ磨き、仕上げの水拭きをするタイミングで、起きている実態にようやく気付きました。
光らせることだけに夢中になっていて、ムラになっていることに気付きませんでした。 ポリッシュを塗った全体を暗くしたかったのに、なぜか横縞になってしまいました。 (でも、ちょっとオシャレかもって思っちゃったことは内緒!) なぜこんなことになってしまったのか。いや、これが本来は正解なのか?と思ったりしていましたが、もちろんコレはただの失敗です。
原因は、ポリッシュを塗りこむ際に、つま先あたりに乗せたポリッシュをグイグイと剥がして境目まで運んでしまったこと。
まるで波打ち際に追いやられる砂のように…。 運ばれてきたポリッシュが境目で溜まって、そこだけ暗くなっていたのです。 本来は、ハイシャイン全体をこの暗さにする予定でした。
「光る、光らない」の問題だけでなく、まさかこんな失敗もあるとは想定外でした。 ということは、うまく光っているように見える黒色の靴もポリッシュが均等に乗っていない可能性が出てきました。 試験間近にして気付けたのはラッキーだったかもしれません。
今度は均等に伸ばせるように一定の力加減でポリッシュを塗り重ねましたが、やはり所々がムラになっています。 何もお手入れしていなかった状態のものと比べれば輝き方が一目瞭然で、すっかりハイシャインできるようになったなぁと思ってしまいますが、今回の失敗で課題が見つかったので、試験までの残りの時間にクリアできるよう練習を重ねます!
では、また。
今回ayuさんが使用した商品はこちらから購入できます。
ルボウ新人スタッフ
ayuさん
ayuさんは2021年5月にルボウに入社した正真正銘の入社したてのド新人。前職で靴の販売に携わる中で靴や靴のお手入れについての知識を深めていくことで、すっかり靴磨きの虜に。 心機一転、今度はルボウ社員として皮革製品のメインテナンスを通じて靴やかばん、革小物を大事に長く美しく使い続けることを使命にみなさんと一緒に多くのことを学んでいきます。 そして、初心者として・女性として、などさまざまな観点から自分が学んだことをこの「ShoesLifeシューズライフ」でアウトプットしていきます。
おすすめの関連記事
<< 前の記事へ
次の記事へ >>
│一覧へ戻る│