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スーツからカジュアルな装いにも合う!靴紐がない革靴3選
靴紐があるタイプの革靴、ないタイプの革靴、あなたはどちらを履く機会が多いですか? スーツを着用する時に革靴を履くのはもちろん、普段から愛用している方の少なくないはずです。
革靴には、本当にたくさんのデザインや呼び名があり、それぞれに特徴を持っています。 ストレートチップ(キャップトゥ)は結婚式などのフォーマルシーン、プレーントゥはスーツにもカジュアルにも合わせやすいなど、履く人の目的に合わせて使い分けることも革靴を楽しむポイントのひとつです。
上記の革靴を含む、紐があるタイプの革靴のデザインについては、以前ご紹介しました。
では、紐がない革靴にはどんなものがあるのでしょう。 ということで、今回は紐がないデザインの革靴を3つご紹介します。
靴紐がないデザインの定番3つ!
1.モンクストラップ 2.ローファー 3.ヴァンプ
革靴好きな方なら必ず知っているであろうデザインですが、こちら3つのデザインは見たことがある方や、すでに愛用中の方も多くいらっしゃると思いますが、あらためてご紹介いたします。
1.モンクストラップ
甲にベルト(ストラップ)が付いているのが特徴で、元々修道士が履いていた靴をルーツに持つ、シンプルなデザインの靴です。 ベルトにはバックルがあり、穴ををずらして履き心地を調節できます。
バックルとベルトを繋ぐ部分にゴムが付いているものが多いので、革がなじんでしまえば、ベルトを外ずシューホーンを使って履けるので、少しでも楽に履くことができます。
ベルトが1本のものをシングルモンク、ベルトが2本あるものをダブルモンクといいます。
モンクストラップの革靴は、つま先に飾り穴が施されているものや、つま先から甲にかけて2本のステッチが入ったスワールトゥのものなど、デザインのバリエーションが割と豊富です。
2.ローファー
甲部分に切り込みのあるデザインが特徴のローファーは、ペニーローファーやコインローファーとも呼ばれ、老若男女に親しみのあるデザインのひとつであることは間違いないと思います。
このデザインの憎いポイントは、オン・オフ兼用にできるところやデニムなどと合わせてラフに履いてもサマになるところではないでしょうか。
そして、ローファーと言えば“アイビールック”ですよね。 1950年代にアメリカで流行した“アイビールック”は、1960年代の日本でも流行し、金色の三つボタンブレザーとチノパン、足元はローファーを合わせるのが定番のスタイルでした。
また、ローファーにはビットやタッセル、キルトなどの装飾が付いたものもあり、シンプルなだけじゃなく上品でスタイリッシュなところも魅力です。
3.ヴァンプ
こちらはローファーの仲間ですが、甲に装飾がなく非常にシンプルなデザインが特徴です。 スリップオン(スリッポン)とも呼ばれ、気軽に履ける革靴のデザインのひとつです。こちらもデニムなどと合わせてもカッコよくまとまるオシャレアイテムです。
画像のように、つま先の先端付近から甲にかけてステッチが入っているものは“コブラヴァンプ”と呼ばれています。この甲部分の形状がヘビの頭に似ていることが、名前の由来です。
ローファーやヴァンプは、パンツからくるぶしが覗くくらいの少し短めの丈で合わせると、グッとこなれ感が出てオシャレです。 その時は、サフィールオフィシャルアドバイザーのジュン・ジュンの様に、靴下にもちょっぴり気を配りたいですね。
今回ご紹介した3つのデザインの靴は、色んな服装に合わせられるので、気軽に履けて非常に便利です。
しかし、履きやすい反面、紐がないので甲で足を固定しにくく、かかとが浮きやすいのも特徴です。お店の方からは、「かかとが脱げないように一つ小さいサイズでも、革が伸びるので大丈夫ですよ」とアドバイスされることがありますが、最初から少々窮屈な靴を履くのは抵抗がありますよね。 お店でローファーを購入するとき、サイズ選びで迷った方も多いはず。
少々キツイと感じても、指が曲がったり隣同士の指が乗ったりしていなければ、かかとが脱げないサイズを選ぶことをおすすめします。 特に柔らかい革質のものや起毛革素材、一枚革で仕立てられているものなどは、ピッタリすぎるサイズを選んでおいた方が無難です。
大きめの靴を買ってしまって履きづらさを感じている方は、インソールを試してみるのも手ですよ。
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