2022年2月17日(木)(※記事公開日)の今日は『一粒万倍日』だそうです。
『一粒万倍』とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂となることを表し、暦の上での『一粒万倍日』は何事を始めるにも良き日であるとされています。
仕事初め、開店・起業、種まきなどに良い日とされている他、わずかなモノ・コトが大きく・多くなって還ってくることから、お財布を使い始めるのに良い日とも言われています。
さらにお財布は『パンパンに張るくらいにお金がたくさん入ってくる』として、“張る”と“春”をかけて春に使い始める“春財布”は金運を呼び込む縁起物とされています。
とはいえ、せっかくの縁起の良いお財布もお手入れなしに使い続けていけば、いずれヘタって傷んでしまい、見るも無残な姿になっていってしまいます。
そんなお財布にはご利益なんて期待できたもんじゃありません。
ということで何かを始めるのに最適な『一粒万倍日』に春財布をおろすタイミングでお手入れも始めてみませんか、というお話です。
※革財布・革小物のお手入れについて取り上げた以前の記事のおさらいです。こちらの記事もぜひご覧ください。
革製品は、製造からお店に届き購入されるまでの間に、かなりの日数が経過している場合があります。
在庫として保管されたり店頭に陳列されてから、皆さんの手元に渡っていざ使い始める頃には、見た目はきれいなのに実は乾燥している、なんてことが起こります。
そのような場合、革製品からは皮革本来の潤いや柔軟性が失われていることになります。
もし財布を、乾燥したまま使い始めたとしたら、乾いた革は傷がつきやすくなります。そして湿気・水気、油分がしみ込みやすくなっているため、ついた汚れごと染み込んでしまったりこびりついたりしてしまいます。
そのようについた汚れは落としにくくもあるのでせっかく新調した財布がみるみるみすぼらしい姿になっていくなんてことも起こり得ます。
また財布は、長財布も折財布も構造上屈曲する部分があります。
乾燥して柔軟性が失われたまま屈曲を繰り返せば、固くなった皮革を構成する繊維は屈曲に耐えられず、クラック(ひび割れ)や裂けなどの原因となります。
そのような革財布の無用な傷みを防ぐには、使い始めるタイミングで万全のコンディションにしておくことが重要です。
といううことで、革製品は使い始める前に“プレメンテナンス”という使い始める前のお手入れをしておきましょう。
革製品を使い始める前には“抜けた油分を補うこと”と、元々ツヤのある革(スムースレザー)にしっかりと“ワックスで光沢を出しておくこと”が重要となります。
そこで革財布・革製品のお手入れにおすすめしたいのが、サフィール ユニバーサルレザーローションです。
サフィール ユニバーサルレザーローションをコットンクロス(毛羽立ちのあるフランネル生地が最適)に適量※とり、皮革部分全体に塗り拡げます。
その後、クロスのきれいな面で乾拭きをします。
浸透性のよい、天然の植物性油分“ホホバオイル”は製造から使い始めるまでの間に抜けてしまった油分を補って皮革に潤いを与えます。ホホバオイルは皮革の色を暗くしにくい油分なので、下ろしたてのお財布の風合いを損なうことはありません。
また“ビーズワックス(蜜蝋)”を配合しているため、お手入れの仕上げにしっかりと乾拭きをすれば革財布が上質な光沢に包まれます。
ワックス被膜はツヤ出し効果だけでなく、皮革に汚れが直接触れないよう保護膜の役割も果たします。保護膜についた汚れは革にしみ込みにくいので落としやすくなります。
使い始めにプレメンテナンスしてツヤ出し(=保護膜)をするということは革財布をきれいに保つことになり、今後の定期的なメンテナンスもしやすくなります。
このように事前のお手入れをした後は、仕上がり具合の“見た目”と“肌触り”をしっかり覚えておいてください。
今のこの状態が、皮革が潤い柔軟性が保たれた良いコンディションと言えるからです。
さて、しっかりプレメンテナンスをして使い始めた春財布。次にお手入れをするとしたらいつ頃が適切でしょうか?
財布を含め革小物は、革靴と異なり常に外に出っぱなしではありません。
したがって日常的に使っていても、そこまで汚れるようなことはないものと思います。
ただお買い物ごとに手に触れるものですから、皮脂汚れなどがだんだんとついていきます。
そうするとツヤ感は薄れてきて、汚れはくすみとなって目立つようになってきます。
ここで思い出していただきたいのが、プレメンテナンス直後の仕上がりの状態です。
記憶の中の、万全のコンディションなお財布と比べて、
以上を確認してください。
その上で、早速お手入れを始めましょう!
まずは馬毛のブラシでほこりやごみを払い落として、乾拭きをしてみましょう。
プレメンテナンスでユニーバサルレザーローションを塗布した際にできたワックス被膜に乾拭きの摩擦熱が加わえると、ツヤ感が再び戻って来ると思います。
それは以前のメンテナンスの効果がまだ活きている証拠です。
目立つ汚れやブラッシングでは取れない汚れがなければ、まだ焦ってお手入れをする必要はありません。
ブラッシングや乾拭きをしてみて「肌触りがカサついてきたかな……/表面くすんでツヤがないな……」と感じたのであれば、そのタイミングで次のメンテナンスをしてみましょう。
次、といってもやることはプレメンテナンスと大きく変わりません。
基本はやっぱり“保湿”と“保革”です。
使う道具はプレメンテナンス時と同様、サフィール ユニバーサルレザーローションです。
ユニバーサルレザーローションには汚れを落とす効果もあるので、保湿・保革、ツヤ出しから汚れ落としまでの3つの役目をこの1本で担ってくれます。
もしブラッシングやユニバーサルレザーローションでも落ちない汚れがついていたら、皮革専用の汚れ落とし・クリーナーを使用します。
サフィール クリーニングローションは、先に塗布されたローションのワックスの光沢感は程よく残しつつ表面の汚れをしっかりと落としてくれるので、皮革に余計な負担、ダメージを与えてしまい傷めてしまうようなことがありません。
サフィール クリーニングローションは革小物以外の、革靴などの革製品にも使用できます。
サフィール クリーニングローションについて詳しく解説した記事はこちら。
ローションタイプの製品は、塗り伸ばしやすく扱いやすいのがメリットですが、さらによりしっかりとした油分やワックスの効果を与えたい場合は、ペーストタイプのケア用品を使用します。
サフィールの革製品・革小物向け、おすすめの保湿・保革アイテムはサフィール レノベイタークリームです。
動物性油分“ミンクオイル”のしっかりとした保湿効果が皮革に潤いを与え、もっちり肌に仕上げます。
またこちらも“ビーズワックス(蜜蝋)”配合なので、上質なツヤが与えられるのはもちろんですがペースト状でローションタイプよりも配合比率が高く設定されるため、より強い光沢感を与えられます。
ペースト状のレノベイタークリームは液状のユニバーサルレザーローションと比べて水分量は少なく、油分・ワックスの配合比率が高い処方となっています。濃厚な有効成分が皮革のコンディションをより長く維持するのに役立つわけです。。
本日が『一粒万倍日』だ、というお話からスタートしましたが、実は来月にもっと縁起の良い日がやってきます。
2022年3月26日(土)は『一粒万倍日』のほか、『天赦日』・『寅の日』の3つが重なるスペシャルデーとなっています。
そんな最高な吉日にしっかりとプレメンテナンスをした春財布を使い始めることができたなら、とんでもない幸運が舞い込んで来そうな気がしませんか?
ただしせっかくの幸運も、雑に扱ってしまえばそのご利益もきっと逃げていってしまいます。
使い始めのプレメンテナンスと定期的なお手入れで、開運春財布ベストコンディションのまま大事に使い続けましょう!
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※2025.02.18追記
2025年の最強開運日は、3月10日(月)です。
この日も一粒万倍日・天赦日・寅の日の3つの開運日が重なるラッキーデー。
2025年、縁起物の春財布をを使いだすなら3月10日一択です!
あらかじめ、使い始める前のお手入れをしっかりしておいて機運を高めておきましょう♪
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※補足
天赦日………「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされる何でもうまくいく最上の大吉日。
寅の日………虎(寅)が「千里行って千里戻ることができる」という伝承を持つことや黄色の体毛が黄金を表す金運の象徴とされることから、一旦出ていったお金が大金になって還ってくる「金運の象徴」とされている。
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