2.伝統的な商品は近代的な設備で作られる。
創業1886年と、100年以上の歴史を誇る木型・シューツリーメーカーであるコルドヌリ・アングレーズは職人たちが築き上げた伝統は守りながら、よりよい製品づくりのための設備の近代化にも積極的に取り組んでいます。
もちろん機械に置き換えることのできない職人たちの技は継承され続けています。
さて、コルドヌリ・アングレーズのシューツリーの特長として、その仕上げの美しさが挙げられます。木の風合い、肌触りを残しながら美しい光沢を出すニス仕上げにはとてもこだわりがあります。
一般的には、木材にニス仕上げをすると水気や汚れに強くなる反面、吸湿性が損なわれます。ニスが木材の表面をコーティングしてしまうからですが、そうすると木製シューツリーの場合、シューツリーとして必要とされる「靴の中の吸湿・除湿」という重要な機能の一部を失うことになるわけです。