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クリーナーの新定義。皮革のコンディションについて考えよう。その2

汚れは“しっかり”、有効成分は“ほどよく”落とすクリーナー

前回(クリーナーの新定義。皮革のコンディションについて考えよう。その1)では、クリーナー(汚れ落とし)についての新たな考え方をお伝えしました。今回はこの新たな考え方に基づいて製品化された、「サフィール クリーニングローション」と、「サフィールノワール コンディショニングクリーナー」の特徴と効果についてご紹介させていただきます。

サフィール クリーニングローション

サフィールノワール
コンディショニングクリーナー

アベル社が提唱するクリーナーの新定義

クリーニングローションとコンディショニングクリーナーは、表面についた汚れはもちろん落とすことはできますし、革に浸透しきれていないワックスやクリームの成分も落とします。しかし、すでに革の内側に含まれている油分やロウ分を取り過ぎることがない、というのがこれらのクリーナーの一番の特徴です。

なので、革に余計な負担をかけることがありませんし、次に塗るクリームの浸透を促す効果もあります。また、クリーナー自体にカルナバワックスというロウ分が含まれているのと、革の中の油分やロウ分をあえて残すおかげで続いて鏡面磨きをする際のワックスの乗りもよくなります。

また、すでに鏡面磨きがされている靴であれば、そのワックスをとってしまうこともなく、鏡面部分のくもりや汚れを手軽に取り除くことができます。

 

クリーニングローションには有機溶剤と界面活性剤、コンディショニングクリーナーであれば有機溶剤のみが含まれています。
別の記事でご紹介したユニバーサルレザーローションも有機溶剤とロウ分を含むローションですが、こちらは栄養補給のための油分も含まれています。
しかしクリーニングローションとコンディショニングクリーナーは当然クリーナーなので油分を含まず、ユニバーサルレザーローションよりも強い汚れ落とし効果を発揮するという特徴があります。逆に、ユニバーサルレザーローションはそれ一本でお手入れをすることが可能ですが、この2種のクリーナーを使った場合はその後に必ずクリームなどで栄養補給をしていただく必要があります。

もう少し細かい話をすると、コンディショニングクリーナーの方がロウ分の量が多いです。なのでクリーニングローションよりも溶剤の量も多く、革に浸透しきれなかった油分やロウ分を落としやすくなっています。また、クリーニングローションは溶剤の量が少ないため、汚れ落とし効果を補うために界面活性剤が含まれているという商品設計になっています。

靴・革製品のお手入れにとって大切なこと

汚れていれば汚れを落としてきれいにする。
これは当たり前のことですが、特に汚れてもいないのに強力な汚れ落としを使っても革にとっては負担にしかなりません。

サフィールの汚れ落としに対する考え方は、
 ・強力な汚れ落としの出番をなるべく減らすために、日頃のメンテナンスで軽く落とせるうちに対処をする。
 ・天然原料を主成分とするサフィール製品でのデイリーケアの積み重ねは、靴・革製品にとっての最高の結果をもたらす。

といったことを、ユーザーにおすすめしています。

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