お手持ちの靴クリームやブラシ類、あなたはどうやって収納していますか?
靴磨きの道具は、見た目がオシャレなものも多いので、そのまま置いていてもサマになりますが、数が増えてくるとそうはいきません。
それに、シューケア用品は、種類によって形状も違えばサイズも違います。
サフィールやサフィールノワールの製品も然り、さまざまな形のものが存在します。
箱付きの靴磨き道具は、セット内容以上に道具が入らないことが多く、元々持っていた道具や買い足した道具や靴クリームは別の箱を用意する、なんてことも少なくないと思います。
収納をするためのケースや箱を用意しても、余ったスペースが気になったり、サイズが合わず収納しきれない道具が出てきたりするわけです。
“ピッタリと収納ができる箱があったらどんなに良いだろう”
“ブラシは立てて並べた状態で収納できたら良いのにな…”
靴磨きを嗜む方にとって、それは長年の希望であり、きちんと収納できるものに巡り合えることを期待せずにはいられないことだったでしょう。
靴磨きを始めたばかりの方も、必要なものを揃えたのはいいものの、収納に悩んだ経験は既にあるはずです。
そこで、ルボウスタッフは考えました。
「靴磨きの道具がきれいに収納できる箱を作ろう!」
私達はまず、
・どんな風に収納できる仕様にするか
・どのくらいの数を収納するか
・靴クリームとブラシ類を一緒に収納するにはどうしたらいいか
ということを考え、道具のサイズを測ったり収納するものの組み合わせをいろんなパターンでシミュレーションをしました。
こうして、あらゆる試行錯誤を重ねて誕生したのが、「ユニバーサルツールボックスシリーズ」です。
見た目には普通の木箱と仕切り付きの箱ですが、この箱の収納力を侮るなかれ。
何と、サフィールノワールのクレム1925とサフィールのビーズワックスファインクリームは、最大で18個入ります。
一連のお手入れで使用する道具を収納した場合、例えば、クレム1925が4個、レノマットリムーバー・コンディショニングクリーナー・ソールガードが各1本ずつ、ビーズワックスポリッシュ3個にブラシ類などなど、これだけ入れても難なく納まっちゃいます。
このように、お手入れ道具のピッタリ収納を叶えるために、ビーズワックスファインクリーム、ビーズワックスポリッシュやミラーグロスなど、様々な製品のサイズを考慮してサイズ設計しています。
とはいえ、お手入れ用品を箱から取り出しやすくするために、あえて少しの隙間を作っています。このちょっとの隙間に指が入るため、ビーズワックスポリッシュなどの丸い形状の製品が取り出しやすくなります。また、クロスやハイシャイングローブをこの隙間に収納して、空いたスペースを有効に活用することができます。
靴クリームやボトル容器のお手入れ用品だけじゃなく、ブラシもさまざまな大きさのものがありますが、みなさんはどういう風に収納していますか?
収納ボックスの空いた所にブラシを立てかけて靴クリームをストッパーの代わりにしている、なんて方も少なくないはず。
収納時はいいけれど、靴クリームを取り出して倒れる度に直すのは、地味に面倒ですよね。
ここで大活躍するのが、ユニバーサルスタンドとアプライブラシスタンドです!
ユニバーサルスタンドは、ブラシを立てるスペース内側のタテ・ヨコ・高さが約5cmの正方形で設計しています。例えば、ノワールのブリストルポリッシャーブラシやサフィールのポリッシャーブリストルブラシ、ルボウオリジナルの馬毛、豚毛、フィニッシャーブラシは、問題なく立てられます。また、毛の向きに関係なくどちらの方向でも入れることができますので、使いやすさもバツグンです。
ユニバーサルスタンドが便利なのはこれだけじゃありません。
ブラシだけじゃなくボトル容器も立てて入れられるんです。
キャップを外して使う際に、倒して中身がこぼれてしまうという事故は、これで防げます。
しかも、そのままの状態でユニバーサルツールボックスに収納ができます。
ユニバーサルスタンドがあれば、ボトルや瓶に入ったお手入れ用品を箱から出してスタンドに設置して・・・なんてことも不要です!
程よいピッタリ感を目指して、何度も何度も試行錯誤を重ね、縦横のサイズだけではなく、高さにも拘りました。
この高さも、ボトル類を寝かせず立てて入れることができるサイズに設計しており、スプレータイプの製品を除いて一番背の高いレノマットリムーバーを入れてもフタが閉まります。
アプライブラシスタンドは、その名の通り、靴クリームを塗るときに使用するサフィールやノワールのアプライブラシを立てて収納するために作りました。
角型が特徴的なアプライブラシは、持ち手側が丸みを帯びているので、立てて置くのが難しく、寝かして置くと下の方が取り出し難かったりブラシに付いた靴クリームで箱の内側が汚れるといった悩みが出てきます。
それが、アプライブラシスタンドに立てて収納することで解決します!
また、取り出しやすいうえにブラシの毛の色が見えるので効率よく靴磨きができます。
こちらはアプライブラシのサイズに合わせて設計しているので、ほぼ専用なのですが、サフィールの人気商品でもあるレノベイティングカラー補修チューブが立てて収納できます。
既存の木製ボックスは、重いものが多いです。重さがあると安定しますが、ガラス製の容器に入った靴クリームなどの重さが加わると、その分更に重さが増します。
箱の中に靴クリームなどを入れて持ち運んだり移動させたりすることを考えると、少しでも軽い方が扱いやすいものです。そこで、重さを軽減するために箱自体を軽くしたいと考えました。
私達の生活の中で、木材は欠かせない身近な存在です。
なじみのある木材といえば、ヒノキや杉、桐やケヤキ、マツなどが浮かぶと思います。それぞれの木材に特徴があり、どれもとても素晴らしい素材であることは間違いありません。
この中で、私達が求める「軽さ」を叶えてくれた木材は、”桐”でした。桐は、日本の木材の中で一番の軽さ、世界でも二番目に軽い木材です。
桐でできたユニバーサルツールボックスは、約500gと非常に軽いのです。
桐は、古くから建具やタンスなどの家具、下駄や楽器などにも使われてきました。
耐湿性が高く、防虫・防菌効果があると言われている桐は、湿度の高い日本には持ってこいの効能です。しかも、桐は木材の中でも歪みや狂いが少ない性質であると言われています。
また、伝説の生き物である鳳凰が宿る木として神聖視されていたようです。とても縁起が良いことから、桐のモチーフは家紋や紋章などに採用されており、身近なところでは500円硬貨にも使用されています。
こうして、ユニバーサルボックスシリーズは、機能的なだけじゃなく素材そのものの特性を生かした、新しい収納ボックスに仕上がりました。
ユニバーサルボックスシリーズについては、サフィール日本公式Instagram@saphir_japanのポストやインスタライブ、YouTubeのShoesLifeチャンネルでもご紹介していますが、画像や動画だけでは伝えきれない魅力を、あらためて語らせていただきました。
今までに靴磨き道具の収納に困っていた方も、これから道具を揃えていきたいと考えていた方も、このユニバーサルツールボックスで、収納に関するお悩みに“さよなら”しましょう!
ユニバーサルボックスシリーズは、ただ機能的に収納ができるだけではありません。このシリーズだからこそできることがあります。
それは、見た目にも美しい桐ですが、お手持ちのあるものを使って「自分だけの」オリジナルボックスにカスタマイズができることです。
その方法については、また次回詳しくお伝えいたします。
お楽しみに!
発売開始にあたってモニターキャンペーンを実施しました。
作品を掲載した記事をご紹介しますのでご参考としてください。
ユニバーサルボックスシリーズを使用した収納術は、YouTube動画でもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
本記事で紹介した商品はこちらで購入できます。
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