1.シューツリーは“靴を脱いでしばらく時間を空けてから入れる”
足は1日にコップ1杯分の汗をかく、と言われています。
コップ1杯分の水分って、結構な量ですよね。
ということは、1日履いていた靴はコップ1杯分に近い水気を吸収しているわけです。
シューツリーを“靴を脱いでしばらく時間を空けてから入れる”という方法は、
「靴内を一旦換気して、靴が吸収している水分・蒸れを解消してから型を整える」
という考え方に基づきます。
いくら木製のシューツリーには吸湿性があるとは言っても、吸湿量には限度があります。吸収した水分は発散させなければシューツリーが湿ったままになってしまうことになりますよね。
したがって靴もシューツリーもどちらもある程度乾燥させる時間が必要となるわけです。
では「しばらく時間をあける」とはどれくらいか。
季節や気候、体質にも左右されますが、だいたい「半日から1日程度」でしょうか。
イメージとしては、
◎朝・外出 → 夜・帰宅、1週間に4~5足をローテーションするイメージ
夜、帰宅して靴を脱ぐ
↓
朝、外出するときに前日に履いていた靴にシューツリーを入れる(半日乾燥)
or
夜、帰宅したときに前日に履いていた靴にシューツリーを入れる(1日乾燥)
このような具合に、靴を脱いでからシューツリーを入れるまでに少し間を空けます。
多少湿気を逃がせて、靴の中が乾きますので、それからシューツリーを入れます。
私の家はそんなに広くはないので、日に何回も玄関を行ったり来たりはしません。なので外出時や帰宅時など家を出入りするタイミングでシューツリーを出したり入れたりするようにしています。
私は上記のようなサイクルでシューツリーの使い方を習慣化しています。