桜満開の見頃シーズンも過ぎ、あたたかで過ごしやすい日が多くなったきた今日この頃。
冬のブーツ、そろそろしまおうかな…と考える季節になりましたね。
寒い時期にたくさん活躍してくれたお気に入りの一足だからこそ、
“ちゃんとしまって、来シーズンも気持ちよく履きたい” と思うのは自然なこと。
とはいえ、いざ片づけようとすると
「何からやればいいの?」
「型崩れしないかな…?」
と不安に感じる方も多いはず。
そんなあなたのために、この記事では冬のブーツをしまう前に“必ずやりたいポイント”を女性目線でやさしく解説していきます。
少しのひと手間で、来年の冬もキレイに長く楽しめますよ。
「次のシーズンに出すときにお手入れすればいいし、今はとりあえずしまっちゃおう♪」という貴方、
いくら日頃まめにお手入れをしているからって、お手入れせずにしまうのはNGですよ!
理由としては、靴に付着している汚れが今後のトラブルの元となるケースがあるからです。
普段から丁寧に履いていて見た目もきれいに見えていても、靴は外で履くものですので、それなりに汚れています。
ごみ・ちり・ほこりがついているし、場合によっては食べこぼし・飲みこぼしなどが付着していて細かなすき間に入りこんだりしているかもしれません。
それら汚れをそのままに放置しておくと、後々落としにくくなったりカビがはえる原因となったりすることが考えらえます。
また、革が乾燥したままお手入れせずにしまい込んでしまうと、次に履くまでそのまま放置することとなりさらに乾燥は進みます。
結果的に大事に保管しているつもりでも実は皮革へ要らぬ負担をかけていることにつながっているのです。
ブーツのすみずみまでブラシをかけ、ゴミ・ほこりを払います。
特に履きじわやコバ(靴底の縁)とアッパー(靴の甲部分)すきまなどほこりの溜まりやすい場所は念入りに。
ほこりは付着したままだと革から油分・水分を奪う原因となります。
サフィール クリーニングローションで汚れを落とします。ブラッシングと同様、履きじわ部分もお忘れなく、


「次のシーズンに、出してきてすぐ履けるようしまう前にばっちりお手入れしておこう」
しっかり者な貴方にありがちなパターンですが、実はこれ、イエローカードです!
当然、お手入れしないでしまうよりか、断然お手入れしてしまった方が良いです。ぜひしていただきたいです。
ただ日本の気候では、梅雨から夏にかけてのジメジメ期間に収納にしまっておく際に、靴・ブーツに過剰に栄養(油分)やツヤ出し効果(ワックス)は与えてしまうと、かえって不要なトラブルを招く恐れがあります。
例えば、シューズクロークなどに出しっぱなしにして置いておく分には心配ありませんが、しまい込んでおく環境によってはカビがはえる原因になる場合があります。
カビは栄養・湿度・温度・酸素の4つの要素で繁殖しやすい条件が揃うと発生しやすくなります。
お手入れを完璧にし切ってしまうと、上記要素のうち「栄養」を与えてしまうことになります。
普通にしまおうと思うと空気には触れることになるので酸素は除けないものとして、ここに湿度と温度の条件がそろってしまうとカビが生えてしまうわけです。
高温・多湿になる場所に保管せざるを得ない場合は、しまう前のお手入れでは「栄養」となる靴クリームやレザーローションはカビにとっての栄養にもなりかねないので、ひとまず使用は控え、乾燥を予防するデリケートクリームを使った保湿程度に留めておくのが得策です。
その代わり、次のシーズンを迎えてふたたび履き始める前にはしっかりとメンテナンスを行う、というのが重要となります。
ワックスでツヤを出してからしまっても、出してきたときにはくもってしまっていて、結局履く前にもう一度お手入れし直すことになります。
手間暇の効率を考えれば、衣替えの長期保管時には「必要最低限のケア」に留めておいて十分かと思います。
しまう前に抜けていた油分を補い、保管時の乾燥を予防するのがポイントです。
甲の履きじわやブーツの筒の根本部分などは歩行時に屈曲する部分で、乾燥が進んでいます。
収納前にデリケートクリームで潤いを与え、保管時の乾燥を予防します。

もう少し続きます!
収納にしまうとき、並べて積んで整頓しておきたいのでついつい購入時についてくる箱にしまいたくなりますよね。
ブーツ、特にロングブーツなんかは出しっぱなしではかさばるのでなおさらです。
実は、冬物の靴をしまっておく時、できれば箱に入れておくのは避けたいところです。
靴を購入する際についてくる箱、だいたい紙製です。
この紙の箱は思いの外、“湿気”を吸収してしまうんです。
湿気を吸った紙は、多湿を好むカビの繁殖スポットになってしまいます。
靴をしまっている箱がカビてしまえば、次の出番に備えてその中で眠る靴はいったいどうなってしまうのか……あなおそろしや。
というわけで、できれば紙の箱にはしまわず、下駄箱・シューズクロークなどに不織布に包んで置いておくのが1番です。が、………
ふだん履かない靴を外に置いておく場所なんかない!
箱に入れて整頓したい!
なんて場合は、せめて下記のようにして保管することをおすすめします。
いくら靴自体にカビ対策を施しても、保管する場所にカビが繁殖しやすい環境ではまったく効果がありません。
玄関の靴箱、シューズクロークなどはそもそも温度・湿度の上がりやすい場所ですから、梅雨から秋の長雨シーズンには戸を開けて定期的に換気をしておくだけでもカビは生えにくくなります。
※カビ対策についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
ついでに長期保管時にはシューツリーやシューキーパーを入れておきましょう。
特にロングブーツは筒部分が型崩れしやすいので、ロングブーツ対応のブーツシェイパーの使用をおすすめします。
クタクタにくたびれたロングブーツでもブーツシェイパーを使うとしわがピンと伸びた状態をキープしておけるので、次のシーズンをシャキッと迎えることができますよ。
★画像
左(右足) ブーツシェイパー使用 / 右(左足) 未使用
ブーツシェイパーを使用すれば、収納時にロングブーツの型崩れを予防できます。
シーズン中は脱いだ後に入れておくことでブーツを立てて置いておくことができます。

ブーツなどいわゆる冬物の靴はかさばるものが多く、出しておいてもしまっておいても気を遣うことが多くあります。
後先考えずにやみくもにしまってしまうと、次履く時に盛大な後悔をすることになりかねないので、注意が必要です。
冬物の靴・ブーツをしまう前は、次のシーズンに備えて……
を心がけて、安心してしまっておきましょう。
最後に。
いざ季節ものをしまう前にお手入れしようとしたとき、目の前の靴やブーツが汚れ・きずにまみれて無惨な状態のブーツを目にするとせっかくのやる気も削がれてしまいます。
季節ものの靴を出した時から次またしまうまでの間は、できるだけきれいな状態を保っていられるように定期的にお手入れをしてあげることを心がけましょう。




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