マドラス オンラインショップ コラボ
madras-マドラス-手軽にできる靴のお手入れ
本記事は、創立100周年を迎えたマドラス株式会社の公式オンラインショップとのコラボレーション企画です。
前回はマドラスの売れ筋シューズ“M411”をモデルにハイシャイン(鏡面磨き)のやり方をご紹介しました。
マドラスブランドのシューケア用品は、世界でも有数のシューケアブランドの中から、マドラス社が自社の靴のお手入れに適したアイテムを厳選セレクトして提供しています。
今回、短期連載で「マドラス純正シューケア用品(+α)を使ったマドラスシューズのお手入れ」をご紹介し、ともにマドラスの靴を美しく履き続け、その魅力をさらに引き出すケア用品の特徴や使い方をお伝えしてまいります。
休日はラフな格好でふらっと遊びに行きたいな~、なんて思うときに役に立つのは白革のスニーカー。カジュアル過ぎず、堅過ぎず、万能なコーデアイテムとして重宝されている方も多いかと思います。
しかし!そんなホワイトスニーカーの弱点は「汚れが目立つ」こと。
清潔感が売りのホワイトスニーカーも、薄汚れて形が崩れたまま履いていると途端にだらしなく見えてしまいます………。
そこで今回はスニーカーのお手入れ、特にホワイトスニーカーをきれいに保つ方法を、madras マドラスの人気トップクラスなスニーカー「MODELLO モデロ DMW751G WHITE」をモデルにご紹介いたします。
DMW751Gは“マドラス史上圧倒的高機能を兼ね備えたコート系スニーカー”と称されるmadras社の靴の中でも自慢の逸品で、売れ行きも絶好調!クラウドファンディングサイト<Makuake>でも目標金額の2660%を達成した話題の製品です。
いくつかある売れ筋ポイントとしては「雨の日も余裕の高い防水性」や「驚きの軽さ」などなどたくさんあるのですが、その辺りの詳細はmadras社の公式オンラインショップ(https://www.madras.co.jp/shop/g/gDMW751G-WHT-250/)にお任せするとして、ShoesLife的おすすめポイントを挙げるとするとそれは………
「抗菌・抗ウィルス」機能です。
靴の外側(アッパー)にSIAAマーク取得の抗菌・抗ウィルス加工を施した牛革を使用。靴の内側(カップ型インソール表面)には抗ウィルス・抗菌・抗カビ・防臭効果を持つ布地を使用されていて、菌やウィルスの増殖を抑える同社独自開発の「NEW FINE Plus」が採用されています。今のご時世、どうしても気になる感染症対策にもばっちり対応されている点はポイント高いです。
手指の消毒は各所備え付けの消毒液などで対応できますが、この靴を履くことで足元までしっかりと予防・対策ができるのが嬉しいところですよね。
そんなせっかくの高機能スニーカーも、履き込めば汚れてもくるし、傷みも進んでしまいます。きれいな靴をきれいなまま履き続けるにはどうしたら良いのでしょうか。
ということで、早速「ホワイトスニーカーのお手入れ」について紹介していきたいと思います。
スニーカーというと、合皮(合成皮革)、布地(メッシュやキャンバス地など)に今回ご紹介する本革(天然皮革)といった様々な素材が使われており、また素材を複数組み合わせるコンビ仕様であることも多いです。
スニーカーのお手入れと言っても、基本的には使われている素材に合わせたお手入れ用品をそれぞれ使用するのがわかりやすいと思います。お手入れの手順は、これまでご紹介してきたビジネス・ドレスシューズと大きくは変わりません。ただし注意するポイントがあります。
では手順に従って、ご紹介していきます。
※今回は白革を例に上げていますが、その他カラーの革でも手順は一緒です。
まずはBefore、お手入れ前の画像をご覧ください。
まずは、ここからスタートします。
スニーカーでも履きジワ部分は溝ができてほこりや汚れが溜まりやすい場所。木製シューキーパーを入れてしっかりと型を整えてから、馬毛ブラシで靴表面についたほこりやゴミを払い落とします。
アッパー(甲革)以外に、アッパーと靴底のつなぎ目や生地の合わせ目、ステッチ(縫い目)部分など凹凸部分はブラシの毛先の角を上手く使ってほこり・ごみをかき出しましょう。
汚れはついた時が一番落としやすかったりします。ブラッシングだけでも十分にきれいになることも多いので、脱ぎ履きする時などマメにブラシがけを行っておくのが吉です。
ブラッシングだけできれいになればいいのですが、それでは落ちない汚れには汚れ落としを使用します。
先にご紹介した“M442”のお手入れの時にも登場した使いやすいフォーム(泡)タイプの汚れ落とし“サフィール クリーニングムースシャンプー”はスニーカーの汚れ落としにも使えます!
フォーム(泡)タイプの汚れ落としは革だけでなく、ファブリック(布地)にも使用可能でスニーカーでよく見る複数素材の組み合わせ(コンビ仕様)にもこれ1本で対応できます。
天然皮革のお手入れの場合は、さらに油分(栄養)の補給が必要となります。
皮革の柔軟性を保ち乾燥などによる劣化を予防するために必要な工程なのですが、スニーカーであってもこれは変わりません。
画像のような乳液状のレザーローションなら、油分補給だけでなく汚れ落としやツヤ出しもできるので1本あると大変便利です。ただしこちらはファブリック(布地)や起毛皮革に対してはシミになる恐れがあり、使用できません。
素材によって前述のムースクリーニングシャンプーと上手に使い分けてください。
クロスに適量(小豆大くらい)取ったら、よくなじませ靴に塗り拡げます。乳液のように伸びがよく全体に塗り拡げやすいのが特長です。
このあと乾拭きをすることでワックス成分によるツヤも出てきて、美しく仕上がります。
レザースニーカーであれば靴クリームの使用もおすすめです。
乳液状のレザーローションより栄養効果となる油分や光沢の元となるワックスが豊富に含まれているので「靴のお手入れ」としてより効果的です。
ここで使用している“madras ファインクリーム”は浸透性の高い植物性油分<アーモンドオイル> や 動物性ワックス<ビーズワックス(蜜ろう)>といった天然成分をふんだんに使用しており、これら有効成分が靴のコンディションをしっかりと整えてくれます。
DMW751Gは防水革が使用されているのでが、けっしてお手入れが不要というわけではありません。乾燥したりこすれやキズが入ったりすることで防水革の性能が低下することも考えられますから、一般的なスムース革と同様のメンテナンスは必要不可欠です。
クリームの塗布後は、豚毛ブラシのブラッシングとクロスで乾拭きをしっかりと行って油分(栄養)が浸透させ、ワックスの光沢を出して仕上げます。
お手入れの後はできるだけ汚さないように履きたいところですが、なかなかそうもいきません。
DMW751Gは防水仕様なので、むしろ雨なんか気にせずにガンガン履きたかったりする靴ですよね。
そんな時は「madras ウォータープルーフスプレー(防水スプレー)」の使用がおすすめ。
防水スプレーが水や油分を弾くので、靴表面に汚れが残りにくくなります。またほこりも溜まりにくくなるので雨の日の外出直前ではなく、お手入れが終わった後にあらかじめ吹きかけておくことで汚れ予防になります。
仮に汚れてしまっても、防水被膜の効果で落ちやすくなっていますから次回のお手入れの手間を省く効果もあります。
日頃のお手入れを省くためには、汚れをつきにくくする予防ケアがとても重要なわけです。
それでは一通りのお手入れが完了したのでさっそくAfterをご覧いただきましょう。
アッパーはもちろん、ミッドソール(靴底側面)の汚れもきれいになりました。
スニーカーはビジネスシューズと違って、定期的にお手入れをしながらきれいさを保って履く「スニーカーケア」というのがまだあまり浸透していません。
ですがDMW751Gのように機能性・デザイン性に優れ、とても履き心地の良い靴であればできるだけ長くきれいにはきたいと誰しもが思うはず。
スニーカーだからといって何か特別なお手入れをするわけではないので、今回ご紹介したお手入れの道具や方法を参考に、“いつもきれいな足元”をお楽しみいただけたら幸いです。。
madras マドラスオンラインショップでもお手入れに関する記事が掲載されています。
そちらもぜひご覧ください!
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