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本サイトで何度か触れた「ガラスレザーの傷隠し」をテーマにした記事をご覧いただいたことはありますでしょうか?
タラゴ セルフシャインリキッドは、ガラスレザーの靴のお手入れにオススメ
【ガラスレザー】つま先が…かかとが…【合成皮革】
どちらの記事にも共通するのが、使用ブランドが〈TARRAGO タラゴ〉であること。
そう、何を隠そう、わりに謎めいているガラスレザーのお手入れにはタラゴの製品が相性抜群なのです。
TARRAGO-タラゴ-というシューケアブランドをご存知ですか。
スムースレザーと見た目は似ているのに、同じように扱ってもなんだかしっくりいかないのがガラスレザーの難儀なところ。 ここで改めて、ガラスレザーについておさらいしてみましょう。
ガラスレザーは、皮を革に加工する工程で表面をガラス張り乾燥した後に、表面を研磨して塗装仕上げをした革のことをいいます。 軽量でありながら耐久性が高く、水にも強いため屋外の用途に適しており、天然皮革のスムースレザーに比べて表面にシボや毛穴がなく、鋭い光沢感が特徴です。
一般的なガラスレザーの靴は、比較的低価格帯であることから革靴の入門的なポジションであり、雨天でも気兼ねなく着用できるのでビジネスシューズや通学靴のローファーに採用されている素材です。
「初めての革靴がガラスレザーだった」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、一見お手入れ不要?と思われるガラスレザーですが、表面が傷つくこともあれば、コーティングを剥ぎ取ったら中身は皮革なのでお手入れは必要です。
そこで冒頭にご紹介した記事のようなアイテムと方法を用いていただくのですが、ガラスレザーのお手入れで壁にぶつかるのが、「クリームが定着しない」現象が起こること。
ガラスレザーにクリームを塗布しても毛穴がないためクリームが浸透されず、つるつるとなめらかなコーティング面でクリームが滑ってしまいなかなか定着されません。
そこで好評を博したのが、こちらの『「ガラスレザーに合う靴クリームは何か?」の疑問を徹底検証したら、まさかの結果に!!』という記事。
「ガラスレザーに合う靴クリームは何か?」の疑問を徹底検証したら、まさかの結果に!!
激戦の末、見事ガラスレザーに定着したのが、タラゴ/セルフシャインクリームとタラゴ/セルフシャインリキッドでした。
セルフシャインクリームは、主成分であるカルナバワックスでガラスレザーの表面にワックスの被膜を張ることで、補色成分である顔料の定着性を高めます。
顔料の多さは一般的な靴クリームと比べると群を抜いており、ガラスレザーに塗布しても滑りにくく定着性が抜群なのです。
同じく、セルフシャインリキッドもカルナバワックスが主成分なので同等の効果が見られます。
さらに、水分量が一般的なリキッドタイプと比べると少なく、反対に顔料が多いので、ガラスレザーにもしっかりと定着します。
上の記事でご紹介したタラゴ/シュークリームは合成皮革にも使用でき、色づき抜群の豊富な顔料が含まれています。
持ち前のキズやスレをカバーする力は、ガラスレザーにおいても効力を発揮します。
さて、ガラスレザーとタラゴの各製品の相性がお分かりいただけたところで、今回はさらに効果的にガラスレザーのキズを隠す裏ワザをご紹介したいと思います。
実は、前述した製品の合わせ技でガラスレザーのキズを綺麗に隠すことができるのです。
まずは基本のお手入れ同様、馬毛ブラシでホコリを払い落し、タラゴ/ユニバーサルクリーナーで汚れを落とします。
表面のキズや荒れがひどい場合は、1000番手のサンドペーパーでなめらかになるまで整えます。
タラゴ/セルフシャインリキッドを全体に塗り伸ばします。
全4色(2023年11月現在)の中から革靴に最も合う色をお選びください。
紙などに押しつけ、先端に付属するスポンジアプリケーターにしっかりと液を染み込ませてから靴に当てると均等に塗り伸ばすことができます。
5分ほど乾燥させた後、クロスで乾拭きします。
通常のお手入れであれば、この工程のみで完了です。
ここからが、さらにキズを隠したい時に使える裏ワザテクニックです。
タラゴ シュークリームを全体に指塗りします。
クロスやブラシを使用すると、先に塗布したセルフシャインリキッドが剥がれてしまう場合があるので指で塗り込むことをおすすめします。
塗り終えたら、豚毛ブラシでクリームをすり込むためブラッシングします。 この時点でほぼクリームは定着していますが、念のためあまり強い力は加えず優しくブラッシングしてください。
たったこれだけで、セルフシャインリキッドのみでお手入れした時よりもキズが目立たなくなります。
油分や水分が多い一般的な靴クリームはガラスレザーに弾かれてしまい定着しにくいのですが、まず先に定着性抜群のセルフシャインリキッドを下地として塗り、ガラスレザー表面をしっかりコーティングします。
そして下地のセルフシャインリキッドの上から高密度顔料を含むシュークリームを塗布すると、セルフシャインリキッドが定着剤の役割を果たしてシュークリームがしっかり食いつきます。シュークリームがガラスレザーに弾かれることなく、しっかりと表面にキープさせたままクリームも定着させることができるのです。
もちろん、この方法は傷のないガラスレザーにも応用できるので、ガラスレザーのお手入れにお困りの方は試してみてください。
“コスパ最強×クイックケア”というタラゴの強みを活かしたテクニックが存分にご理解いただけるかと思います。
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