セルフシャインリキッドを塗布した部分は乾拭きをする前後で大きく違いはありません。
強いて言うなら乾拭きの効果で光沢感が強くなったくらいです。
乳化性クリームを塗布したあとに乾拭きをした方の画像は、革表面に乗っかていた靴クリームは乾拭きで取れてしまい、塗布面の周りにも流れてしまっているので周囲が黒くなってしまっています。
本来乾拭きの効果でワックスの被膜が光沢を出すはずなのですが、拭き取れてしまっている分塗布量が減ってしまっており、光沢が出るほどの被膜が張り切れていないことがわかります。
液体タイプの靴クリームと聞くと1番手軽だけど、効果もそれなりなんでしょ?? と思われるかもしれません。
実際、一般的な液体靴クリームはレジンやシリコンと言った樹脂系の光沢剤を使用しており、ただ単純にツヤを出すこと、色を付けることに特化した作りになっています。
ところがこのタラゴ セルフシャインリキッドは、光沢成分に天然のワックス「ビーズワックス(蜜ロウ)」や「カルナバワックス(カルナバやしの葉から採取されるロウ分)」を液体化し、透明度の高い美しい光沢感と天然原料ならではの栄養効果を手軽に使えるような製品となっています。
また高密度の顔料を使用することでキズなどを目立たなくする力、カバー力を高めています。
天然原料のワックスと高密度顔料で得られる塗膜は、柔軟性があって割れにくいので、液体靴クリームあるあるの「塗った部分がひび割れる現象」も起こりにくくなっています。