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アベル社の社会貢献についておさらいしよう。【第12回インスタライブ フォロー記事】
4月30日配信の、サフィール公式Instagramアカウント saphir_japan 第12回インスタライブはご視聴いただけましたでしょうか?
今回は特別ゲストとして、サフィールの日本国内の総輸入元であるルボウ 沖本社長をお招きして、ルボウがサフィールブランドを取り扱うに至るきっかけや業界の海外情勢、アベル社やサフィールブランドについてのアレコレをお話しいただきました。
サフィールの商品の良さ、魅力についてはこれまで本サイトでも取り上げて参りましたが、今回のインスタライブの内容は今まであまり表立っては伝えてこなかったメーカー アベル社についてたくさん触れられていました。
さて本記事ではそのインスタライブでも話題に上がった「アベル社の取り組む社会貢献」について、あらためてご紹介してみたいと思います。
目次
まとめ
本サイトでは、アベル社の製品はユーザーが皮革製品を長く美しく使い続けることができるよう採算を度外視してでも原料や製法にこだわって高品質なケア用品を作り続けている、とお伝えしてきました。
良い製品を作るために原料の品質、グレードにこだわるのは当然ですが、アベル社のこだわりはだけではありません。 例えば、サフィールノワール クレム1925の主原料である“シアバター”は良質な原料を安定して享受するための取り組みとして、フェアトレード パートナーシップに参加しています。
サフィールが使用するシアバターの原産国である“ブルキナファソ”は西アフリカ、サハラ砂漠の南にある内陸国です。 農業が産業の中心なのですが、気候変動の影響を受けやすい地域であるため経済は大変不安定で国連開発計画(UDP)の定める人間開発指数(HDI)では189カ国中182位と世界でも最も貧しい国のひとつとして位置づけられています。
このブルキナファソの特産品であるシアバターは、シアバターノキから採取される種子から抽出される植物性の油脂ですが、現地ではシアバターノキは女性だけが触れることのできる神聖な木とされており、採取から販売までの一切に携われるのは女性だけとされています。 アベル社が原料として使用するシアバターはベージュがかった色味をしています。これは天然の香りが保持される伝統的な製法で精製されたものを厳選しているからです。
シアバターにおけるフェアトレード・パートナーシップはブルキナファソに生きる女性の自立支援・経済支援として重要な役割を果たしていますが、現地で働く人たちの生活の安定はひいては原料であるシアバターの品質の安定につながり、結果、サフィールブランドのユーザーが最高品質の靴クリームを使い続けることができること、につながるわけです。
サフィールの製品を使用することで、SDGs(持続可能な開発目標)としての取り組みに賛同し、その環の中に参加することができるわけです。。
※フェアトレードについて、参考サイト フェアトレードジャパン fairtrade japan 公式サイト
2019年4月15日、フランス パリの中心部にあるノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生しました。 パリを象徴する建造物であるこのノートルダム大聖堂が、巻き上がる炎と黒煙と共に崩れ落ちるシーンが報道されました。日本人である我々でさえも強く衝撃を受けましたが、フランス国民が受けたショックはその比ではなかったことでしょう。
アベル社はこのノートルダム大聖堂の復興支援に積極的に参加しており、修復費用として多額の寄付をいち早く表明した1社です。 また世界中のサフィールノワール ユーザーに向けて、ノートルダム大聖堂復興支援 限定パッケージを数量限定で発売しました。 この限定パッケージのレザーバームローションは、購入すると1本につき1ユーロが寄付される仕組みを取り入れており、サフィールのユーザーがともにノートルダム大聖堂復興支援に参加できるようになっています。
この取組について、アベル社のWebサイトに掲載された特集を紹介した記事はこちらをご確認ください。
我らが貴婦人は蘇る-アベル社による仏 ノートルダム大聖堂復興支援-
またアベル社は会社近隣の古城の修復にも寄与しており、歴史・伝統をとても重んじています。
世界中を混乱に陥れ、未だ終息の目処が立たないCOVID-19(新型コロナウィルス)の猛威ですが、フランスにおける第一波(2020年2,3月)を受け、アベル社は迅速に行動を開始しました。 それが、自社工場での消毒液の製造でした。 当時世界中で様々な情報が(正否関係なく)錯綜し、あらゆる衛生資材が不足する事態となりましたが、アベル社が自社工場で製造した消毒液は同社のあるシャラント地方へ無償で提供され、1万リットル以上が消毒液が必要とされる場所へ配下されました。
もちろんアベル社だけの功績ではなく、行政や協力企業の支援あっての成果ではありますが、どこよりも早く自社近隣を取り巻く窮地を脱せられたのは、アベル社がいかに自社の利益だけでなく地域社会や環境への配慮を重視しているかがよくわかるエピソードでした。
コロナ禍においてAVEL社が取り組む社会貢献
アベル社が取り組む社会貢献について、過去記事も交えてご紹介しました。 もちろんこれがすべてというわけではなく、たとえば上記以外にも、動物愛護や環境配慮の観点から原料や資材の見直しに積極的に取り組んでいます。
私たち個人や一企業ができる社会への貢献には限界があります。 ですが、もしメーカーが率先して取り組む社会貢献にユーザーが共感・賛同し、協力することができたら、ひとつひとつ些細なことではありますが、最終的には与える影響はとても大きいものとなります。
「たかが靴クリームで」なんて思う人もいるかと思いますが、 もし自分が普段から普通に使う製品が「社会貢献に寄与している物 と そうでない物」から選べるとしたら………
さて、皆さんはどちらを選びますか?
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