Featured Staff
サフィールオフィシャルアドバイザーの
ワンポイントアドバイス
ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
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ハンズ 名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
ShoesLifeをご覧の皆様。
こんにちは。池袋西武担当のジュン・ジュンです。
さて、今回は皆様からのお問い合わせも多い「コードバン」の靴磨きのポイントをご紹介したいと思います。
コードバンの靴磨きは一見難しそうですが、ポイントさえ押さえれば簡単にメンテナンス可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは、今回使用するコードバンの靴をご紹介します。
履きジワに若干の毛羽立ちが出てきて、艶が落ち、白っぽい状態になっています。
それでは、早速メンテナンス手順を紹介していきたいと思います。
クリーナーは「SaphiNoir(サフィールノワール) コンディショニングクリーナー」を使用します。
低刺激なのでコードバンに使用しても安心で使いやすい設計となっています。
また、コードバンは水分を含むとシミになりやすい革なので、最初に踵の内側などの目立ちにくい箇所で試してから行いましょう。
では、汚れを落としていきます。
SaphirNoir(サフィールノワール) コンディショニングクリーナー
クリーナー後の靴
古いクリームを落とすだけで既に艶が戻ってきました。
クリームの蓄積は艶が出にくくなるので、クリーナーはぜひ定期的に使用してみてください。
コードバンは繊維を寝かせてあの独特の光沢を出しているので、よく曲がる履きジワ部分はどうしても繊維が起き上がり毛羽立ってしまいます。
履きジワ部分の白くなっている箇所は、繊維を押し潰して平に直すことで綺麗な艶を取り戻すことができます。
毛羽立ちを直す作業は水牛の角で作られた「SaphirNoir(サフィールノワール) リアルシューホーン」を使用していきます。
SaphirNoir(サフィールノワール) リアルシューホーン
毛羽立ちを直した状態の靴
リアルシューホーンの持ち手の部分を使用して、ゴシゴシと擦り付けて毛羽立ちを平に均していきます。
毛羽立ちが直ることで艶感も戻り、革の色も均一に戻りました。
時間をかけてゆっくり作業すれば失敗しにくいので、時間があるタイミングに作業してみてください。
長くなってしまいましたので、次の手順「クリームでの磨き直し」は次回ご紹介させていただきます。
では、また来週。
ジュン・ジュン
本記事でご紹介した商品は西武百貨店池袋店で取扱中です!お店に行けない方はこちらからも商品を購入できます。
西武池袋百貨店5F シューケアコーナー ※現在はクローズ
麻生 潤 Jun Asou
ジュンジュンこと麻生潤さんは靴学校を卒業後、某日本メーカー靴の専門店で販売員として従事した後、海外製の靴の販売とMTO(メイクトゥーオーダー)をメインに行う。
そこで、末永く綺麗に靴を履く為にシューケアに目覚め、シューケアを独学で勉強し、さらにその後、現場での経験を増やすために、靴修理のお店で色々な靴のケアを行うことで造詣を深め、現在に至る。
今回は「コードバン」の靴磨きのポイントを、「SaphiNoir(サフィールノワール) コンディショニングクリーナー」を使用してご紹介したいと思います。コードバンに使用しても低刺激の安心で使いやすいクリーナーです。クリームの蓄積は艶が出にくくなるので、クリーナーはぜひ定期的に使用してみてください。