黒いコードバンの靴磨き（毛羽立ち直し）　ジュン・ジュンのシューケア探訪

ShoesLifeをご覧の皆様。

こんにちは池袋西武担当のジュン・ジュンです。

3月も4週になりだいぶ暖かくなってきましたね。東京だと来週あたりからはコートも必要なさそうですね。
(今日は寒の戻りで寒いですが…)

最近、池袋西武では何故か「コードバン」の靴磨きのご依頼が急増しています。

ご依頼が急増しているということもあり、折角なので今回は「コードバン」の靴磨きの方法をご紹介していきたいと思います。

それではご紹介していきます。

今回は履きジワ部分がだいぶ毛羽立ってしまって光沢が無くなってきてしまっているので毛羽立ちを平らにして直していく作業が必要になります。

まずは、コードバンにも使用できるクリーナー、「ノワール　コンディショニングクリーナー」を使用して汚れや、古いクリームを除去していきます。

「コードバン」は素材の特性上、シミになりやすかったり、色が抜けやすので普段よりも「クリーナー」の量は少なくして、優しく革の状態を確認しながら汚れを落としていきます。

次は、「ノワール　リアルシューホーン」の持ち手を使用して「コードバン」の毛羽立ちを寝かしていきます。

毛羽立ちを抑える時は力を入れて擦っていくと革切や革を痛める原因にもなってしまうので、優しくゴシゴシ擦って毛羽立ちを寝かしていきます。

少し時間のかかる作業なので直ぐに効果が出なくても焦らずゆっくり、優しく作業をするのが失敗しないコツです。

いかがでしょうか？

毛羽立ちを寝かせる前の状態と比べてシワ部分にだいぶ光沢が戻ったかと思います。

まだ、クリームやワックスを使っていない状態でこの光沢なので磨くとより上質な光沢が出てきそうですね。

今回は、少し長くなりそうなので、「コードバン」専用クリームを使用して磨き上げていく過程は次回にご紹介して行こうかと思います。

では、また来週。

ジュン・ジュン

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リアルシューホーンについて書かれたこちらの記事もぜひご覧ください。