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ホーム > トピックス > 【海外情報】靴修理工房アトリエ・デボワを訪ねて
公開日:2026/10/22 

【海外情報】靴修理工房アトリエ・デボワを訪ねて

「上質な革製品は、希少価値がある保存すべき芸術作品である」というサフィールの企業理念に共鳴する公認ショップを紹介するシリーズ。
今回訪問したのは、パリに3店舗を展開する靴修理工房「アトリエ・デボワ」の、17区にある店舗です。
サフィール製品をずらりと取りそろえた工房で、靴やバッグなど革製品の修理を見学しました。


なお、本記事は、サフィールのブログ記事 Behind the Scenes at Atelier Desbois を意訳したものです。

パリに3店舗を構えるアトリエ・デボワは、伝統的な靴作りの技術を熱心に守り続けています。
私たちは、17区の中心部にある工房におじゃまして、職人たちのふだんの作業風景を見学する機会に恵まれました。
店の外観は古めかしく雰囲気があります。

しかし、ひとたび中へ足を踏み入れると、予想をはるかに超える広い世界が広がっています。
工房には複数の作業場があり、靴や革製品の修理と修復の工程別に専用の機械がずらりと並ぶ様は壮観です。

店内の棚は、持ち主のお迎えをじっと待つ靴や革製品で埋め尽くされています。
その真ん中をサフィールの製品が陣取り、ひときわ目を引きます。
店を訪れた客は一部の作業台の修理を見ることができます。
奥の作業場では、研磨、仕上げ、メンテナンスに使う機械がめいめいにいつものリズムを刻んでいます。
今回の訪問では、アトリエ・デボワの技術をあますところなく見せる修復作業をいくつも見学させていただきました。
たとえば、ソールの補修パッドの交換では、最終工程のコバの染色でムラなく仕上げるためにサフィールのダイフレンチリキッドを使用していました。
ほかにも、経年劣化したスエードレザーの修復や、持ち手を完全に復元した革のバッグの修理も見学できました。
これだけでも、職人たちが日々さまざまな修理を行っていること、そして彼らがさまざまな修復技術に精通していることがわかります。

次に通された作業場には、縫製とソール張替専用の特殊な機材が置かれています。
私たちは、グッドイヤーウェルト製法の靴の組み立てを見学することができました。
組み立てる前に、新しい革のソールを慎重に湿らせてやわらかくし、縫いやすくします。
この作業に使われるまだまだ現役の古い機械は、まさに靴作りの歴史の証人です。
作業場の奥には、さまざまな修理に対応できるよう、革のソール、補修パッド、ヒールの大量のストックが大きな棚にきちんと並んでいます。
そして壁には、まるでトロフィーのようにすり減ったソールが飾られていて、いかにたくさんのソールを交換してきたかを静かに物語っています。

修復作業の各工程でサフィール製品を使い、靴にあらたな息吹を与えるアトリエ・デボワ。
私たちはともに、定期的なお手入れと質の高い修理と革のタイプに合った製品で靴を長持ちさせるという同じ大志を抱いています。

工房にお招きいただき、革製品の修理という仕事とその技術を支える情熱とレベルの高さを知る機会をくださった創業者のブリュノ・デボワさんに心よりお礼申し上げます。


靴修理工房の裏側、いかがでしたか。
人気店ながら、ベルトの穴あけのような簡単な修理も気軽に受け付けてくれるそうですよ。
ブリーフケースの修復作業をアトリエのインスタグラムで見ることができますが、ここまで見事に再生するなら修理してもらう価値はあると思わせる納得の仕上がりでした。
あらゆる革を守る高品質のサフィール製品と職人の確かな修理技術のマリアージュでよみがえった革製品は、長く大切に使い続けたい逸品になること請け合いです。


 

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