ラバーソール
レザーソールは雨で滑りやすいですが、それ以上に重大なのは、水を大量に吸収することです。吸収された水分はウェルトやアッパーに浸出し、さらにソールの減りも早めます。
私は雨に強いレザーソールのコードバンの靴を持っていますが、たいていラバーソールの方が効果を発揮します。
唯一の難点は靴が野暮ったくなることです。薄いラバーソール(上の画像はジェイエムウエストン)はレザーソールとほとんど見分けがつかず、これなら問題はありません。しかし、ゴムと縫い糸が厚みを増すほど靴のフォーマルさは失われていきます。
大きなダイナイトソール(下の画像)のせいで靴が野暮ったくなるのは御免です。しかし、ラバーがスリムで目立たないなら、申し分ありません。私はエドワードグリーンのスエードのドーバー(本記事最後の画像)を持っていますが、スリムなラバーソールは靴の魅力を損ないません。
ラバーソールの種類について、たとえばダイナイトとリッジウェイに大きな違いがあるとは思いません。しかし、ロンドンで凍った路面を歩く機会はめったにありません。ストックホルムかトロントに住んでいるなら、いろいろなラバーソールを試してみる価値はあるでしょう。