まとめ
以上、パティーヌの工程についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
「難しそうだな……」とか「失敗が怖い……」とか「センスがないから……」とかついついいろいろと考えてしまいますが、少々の失敗はあとからでも十分手直しができますし、そもそも染め仕上げには「染め直し」や「染め替え」ができる、というメリットがあります。
使っているうちに生じる色あせ・色抜けは再度パティーヌ仕上げを施せば、元通りの色合いに戻すことができますし、一度色を抜いてから再度別色でパティーヌをする染め替えで、満足のいく出来になるまで染めることができます。一度染めてしまうと色は完全に抜けるものではないですし、濃色で染めてから淡色に染め直すことは困難ではありますが、使い慣れてくれば思い通りの仕上げができるようになってきます。
何より自分が染めた自分だけの逸品を手にするということは染め仕上げ・パティーヌに挑戦する大きなモチベーションになります。
と、いうわけでぜひ皆様にもパティーヌを体験していただきたく、ついにサフィールの染料“ダイフレンチリキッド”の一般販売を開始いたします。
D.I.Y好きな方や革製品が大好きな方、ご自分で手持ちの革製品の補修をしてみたい方などこの機会にぜひセルフパティーヌを体験してみてください。
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