タグとフリーワードで検索
タグで検索
【ルボラボ 第一弾】 6ヵ月間まったくお手入れしないと革靴はどうなる?第3話
10月にスタートした本企画も、2ヵ月が経過しました。
前回は、1ヵ月経過した時点の靴の状態と気になる点をご紹介しました。 右のつま先にできたキズは、サフィール ビーズワックスファインクリームでお手入れすると目立たないくらいきれいになりました。
前回の記事はこちら
【ルボラボ 第一弾】 6ヵ月間まったくお手入れしないと革靴はどうなる?第2話
さて、検証をスタートして2カ月を経過した靴はどのような変化が出てきたでしょうか。
前回の結果として、
・履きジワがついた ・いくつかの場所に小傷ができた
以上の2点がスタート時点から比べて目に見えて分かる変化でした。
2ヵ月が経過した現在の靴の状態はどうなっているでしょう。 さっそくご覧いただこうと思います。
画像は前回と同じく、左足と右足それぞれのアッパー・内側サイド部分・外側サイド部分・かかとの4か所です。
いかがですか? 色や革の風合いなど、今回もぱっと見では目立った変化はありませんでした。
しかし、よく見ると1ヵ月経過後よりもさらに履きジワが目立ってきたこと、履き口が広がってきたことが気になってきました。 また、目で見える変化以外の部分では、履き初めに比べると革がなじんできたので足のコンディションによってはゆるく感じる日があります。
続いて、もっと詳しく靴の状態を見ていきましょう。
先月は縁石にぶつけてしまいつま先に目立つキズができてしまいましたが、今回は特に事故もなく平和でした。 しかし、よーく見ると相変わらずすり傷がたくさん!
ぶつけたり踏んだり・踏まれたりすればさすがに気づきますが、知らない内にできてしまっているのがこのすり傷たちです。同じ場所に集中しているものもありました。
中には広範囲にできたごく浅い傷などもあり、ますます使用感を感じるポイントが増えました。
では、気になる箇所をアップでご覧ください。
革靴の色が濃いためよく見ないと分かりませんが、キズは月を追うごとに増えていっています。
続いて右足も見ていきましょう。
黒い靴だと汚れは目立ちませんが、摩擦などでできる白いすり傷が目立ちます。
特につま先は自分でも目に付く場所なので、気になりますよね。 私もすり傷を発見した日は、早くお手入れがしたくてうずうずしました。
お手入れさえすれば、またキレイな状態にリセットされますからね。
しかし、お手入れしない左足は検証が終わるまでこのままの状態です。
お手入れをする右足は2回目のお手入れを実施。 1回目と同じお手入れ用品を使って同じ方法で磨きました。
仕上がりはこちら。
靴クリームを塗っただけなのに、すり傷も消えるし、黒い色がはっきりしてツヤが出ます。
軽度のすり傷だからと放置して履き続けていると、左足の様にどんどんキズが増えていったりするのは確かです。月1リセットは重要だなとあらためて感じました。
では、お手入れ前とお手入れ後の状態をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
パッと見では変化があるかどうか分かりませんが、履くたびにすり傷が増えて履きジワもハッキリしてきたことで使用感がさらに増したように感じました。 また、ぶつけた自覚がある場所だけでなく、お手入れ時によく観察することでダメージを見つけられることもあります。
この先どのようになっていくか、私自身お伝えするのが楽しみです。
さて、検証は3ヵ月目に突入しましたが、履いた日の革靴の状態をできるだけ皆さんにSNSで発信していきます。 見守っていただきつつ、コメント等もいただけると励みになりますので、ぜひフォローをお願いいたします。
ではまた来月。
おすすめの関連記事
<< 前の記事へ
次の記事へ >>
│一覧へ戻る│