革靴を長く美しく履き続けるためには、そのための適切な「お手入れ」が必要となります。お手入れと一言に言ってもただきれいにしておけば良いものではなく、革を長く使っているうちに失われる油分や色、光沢などをきちんと補ってあげる必要があります。
靴クリームであるクレム1925の主成分”シアバター”は、その失われていく「油分」を補う「栄養・保革」効果を担う原料です。油分が失われ乾燥してしまった靴は、柔軟性を失い意図せぬシワが付いたり、キズが入りやすくなったり、最悪屈曲に耐えられずひび割れ(クラック)が生じたりしてしまいます。
ひび割れは一度入ってしまえば元通りになることはないので、皮革を乾燥させないことは靴のお手入れの絶対条件となるわけです。
それではまず、クレム1925の主成分”シアバター”とはいったいどのような原料なのでしょうか。