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なぜ靴を磨くのか。あらためて考えてみよう。

靴を磨くということ

 

本記事では、革靴を磨いたりお手入れが必要な理由についてご説明をさせていただきます。

靴を磨く、とはよく言ったもので宝石や金属、鏡のように文字通りに靴を“研磨”するわけではないのですが、光り輝かせる、という意味では“磨く”という言葉ほど靴に相応しい表現はないように思います。

では実際に、「靴を磨く」という行為にはどのような意味があるのでしょうか?

 

 

・皮から革に
皮は鞣した後に革になります。当然、革になってからは外部から油分を与え保革を行わないと革が乾燥によってひび割れを起こしてしまい、長持ちしません。
その為、革を長く使い続けるためには定期的に油分を与え保革することで、柔軟性や耐水性を補う必要があります。

 

・見た目の綺麗さ
しっかりと磨かれている革靴は、その革靴を見る相手に好印象を与えます。
日本でも「足元を見る」という言葉の語源の様に、相手とコミュニケーションを取ろうとする時に、足元にも目を向ける文化があります。

【足元を見るの語源・由来】
街道筋や宿場などで、駕籠舁き(かごかき)や馬方(うまかた)が旅人の足元を見て疲れ具合を見抜き、それによって値段を要求していた。
客は法外な値段であっても疲れていればその金額で了承してしまうことから、相手の弱みにつけこむことを「足元を見る」や「足元につけこむ」と言うようになった。

人からの視線を気にする以前に、まず単純にきちんとお手入れされている革靴を履くことで、自分自身の気分も上がりますよね。
そういった自然な印象は案外相手にはまっすぐ伝わるものではないでしょうか。

 

・革靴を大事に扱うようになる
せっかく自分自身で時間をかけて綺麗に磨いた靴を、わざわざ粗末に扱うような人はまずいないと思います。日頃から簡単にでも靴をお手入れしていると、いつのまにがついたようなキズや汚れにふと気がつくようになっていき、しっかりと手をかけてお手入れするようになります。
次にそのようなキズや汚れが気になるようになると、今度はキズや汚れが付かないような履き方を心がけるようになります。
そして靴をきれいに保てるようになると、その状態を少しでも維持しようと日頃から靴の状態を気にかけるようになります。
するといつの間にか、革靴に愛着を感じるようになっており、大切に扱う様になっていきやすいです。(もちろん過度に丁寧に扱うわけでは無く、日用品として)

“靴を磨く”のは「靴に愛着を持ち、大切に長く美しく使い続ける」ためであり、ただ単純に靴に光沢を与えるという意味ではないのがおわかりいただけたものと思います。
決して自己満足で終わることはなく、靴にまで手入れを行き届かせていることは自身の人となりを理解してもらう自己表現でもある、と言っても過言ではないのではと思っています。

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