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世界を代表するシューケアブランド“SAPHIR サフィール”とは。その2

今回はサフィールの歴史を紐解きます。

前回記事(世界を代表するシューケアブランド“SAPHIR サフィール”とは。)では、サフィールブランドのメーカー、AVEL(アベル)社がどのような企業で、どのようにサフィールブランドを展開しているのか、についてご紹介しました。
今回はそもそもフランスのシューケアブランド“SAPHIR サフィール”とはどのようなブランドなのか、についてフランス本国のサフィールオフィシャルWebサイト「saphir.com」より引用しながらサフィールの歴史を掘り下げてみたいと思います。

 

 

“サフィール”の誕生

“サフィール”はフランス オート=サヴォワ県ファヴェルジュにある研究所から、その歴史をスタートさせました。
フランス屈指のレザークラフトメーカーとのコラボから、サフィールは誕生した1920年当時としては時代を大きく先取りしていた独自の製法による
主要成分の調合に成功し、そこから生み出された製品は最高級のレザーを美しく保護するための効果を発揮することで驚くべき成果を上げました。

パリ万博での金賞受賞

“サフィール”が現在のような周囲からの評価を得られるきっかけとなったのが、1925年に開催されたパリ万国博覧会での金賞受賞です。これにより今日まで続く品質・伝統・革新への名声を形作る基礎が築かれました。

 

 

なくてはならない一品に

1925年の金賞受賞をきっかけとしたマーケティングキャンペーンが功を奏し、サフィールへの高評価は拡大しました。サフィールブランドの製品が有する品質の良さや当時では類を見ない革新的な効果によって、サフィールはフランスのシューケア愛好家にとってなくてはならない一品となりました。
“Saphir beauté santé du cuir”(=Saphir Leather Beauty Health:サフィール レザーの健康美)というモットーは生まれたのもこの頃で、昔ながらの社是として現在もアベル社に受け継がれています。

 

 

ニューヨーク、そしてアジアへ

1955年、アメリカに初の販売部門が設立。最高級レザーに関するフランス アベル社のノウハウと欧州で革新的と評された製品は、アメリカにおいてもサフィールの成功を確かなものにしました。そしてニューヨークから香港へ輸出が開始され、サフィールはアジアへと進出することになりました。

 

 

新たなスタート

1979年、ちょうどこの頃2代目となるアレクサンドル・ムーラ氏が跡を継ぎ、近代的な企業モデル化と世界進出を目指します。ここから、他に類を見ない品質を誇るサフィールブランドは世界中のお客様のために作られるレザーケア製品の標準とスタンダードとして認知度を高めていきます。製品へのこだわりと工場の近代化にかけた意欲は、サフィールというシューケアブランドがその市場のトップを守り続ける唯一無二の存在たらしめる結果をもたらすこととなりました。

シャラント地方への移転

1986年、新工場の設立に合わせて、社屋をフランス南西部へと移転しました。コニャックの産地として有名な、のどかで歴史深いシャラント地方で、全製造工程の近代化が実現しました。

 

 

もうひとつの偉業

パリ万国博覧会での金賞受賞から71年後の1996年、アレクサンドル・ムーラ社長は、後のフランス首相 ジャン=ピエール・ラファラン氏(当時は財務省中小企業担当大臣)よりレジオンドヌール勲章が授与されました。先代から2代に渡って唯一無二のブランドを守り続けたたゆまぬ努力の賜物であり、サフィールはフランスにおけるサクセスストーリーとなりました。

 

 

さらなる進歩へ

サービス提供の効率化や全世界へ向けての市場拡大のために、2018年に物流センターを新設しました。耐火性に優れ、あらゆる汚染リスクを防ぐための特殊設計が施された建物です。現在はこのフランス南西部に完成した13,500平方メートル(約4,080坪)以上の建物面積を誇る近代的な工場で、サフィール全製品の製造から出荷までを手掛けています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。
サフィールというシューケアブランドは、お気づきの通り「古き良き時代の伝統的な製品」というだけでなく「革新的で、常に時代を意識した新たな製法・製品」を生み出すことを継続してきています。
たゆまぬ努力・変わらぬ信念のもと、常にユーザーファーストであり続ける姿勢こそがサフィールブランドの真の魅力であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

アベル社やサフィールブランドのポリシーに共感・好感を持っていただけたら、きっと今よりもっと靴磨きを楽しんでいただけるものと思います。

今後も引き続き、折にふれてアベル社やサフィールブランドについて、ご紹介してまいりますのでご期待ください。

 

 

今回ご紹介した記事の参考・引用元
saphiri.com “History”

 

 

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