柔らかい質感・素材を活かした風合いが魅力のナッパレザー。
この皮革は、私たちの身近な革製品に使われていて、特に高級ブランド品などでお目にかかる機会があります。

その特徴ゆえに、お手入れで使用するものや方法について悩んだり、そのことを知らないままに放置してしまっている方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、saphir.comのジャーナルで掲載されているナッパレザーのお手入れについて書かれた記事をご紹介します。
ナッパレザーとはどのような皮革なのか、どんなアイテムに使われているかも書かれていますので、「この○○、ナッパレザーかも？」と心当たりのある方はぜひご一読を。

本記事はsaphir.comに掲載されている記事Nappa Leatherを、日本語意訳でご紹介しています。

上質で高級なレザーといえばよく耳にするナッパレザー。
レザーの衣類、バッグ、手袋、自動車のシート、家具、軽量の靴に使われているのを目にします。

その柔軟な手触りゆえ、身につけるもので擦り切れるほど使い込まないものに最適です。

ナッパレザーは、主にカーフ（牛）、シープ（羊）、ゴート（ヤギ）の皮から作られる、クロムなめししたフルグレインレザーです。

あえてしっかりとした仕上げをしないことで、天然の風合い（毛シボ）を表面に残しています。

その名はカリフォルニア州ナパバレーが、ドイツからの移民であるタンナーがこのソフトレザーを生み出した地であることに由来します。

極度の摩耗や水濡れの心配がなければ、ナッパレザーのお手入れはこれで十分です。もしさらに保護効果をプラスするなら、サフィールノワール スーパーウォータープルーフスプレーがおすすめです。

クリームやワックスのように質感を変えたり衣類や家具に色移りしたりしないので、ナッパレザーの保護にはこのスプレーが適しています。

今回はナッパレザーとそのお手入れ方法についてご紹介しました。

ご質問はinsight@saphir.comまでeメールでお寄せください。

いかがでしたでしょうか？

汚れがつきやすく、デリケートな素材として扱い方に迷いがちなナッパレザーですが、適切な道具を使うことで他の一般的な皮革同様、美しさや丈夫さを保つことができます。

見た目だけでなく肌触り・質感も魅力的なナッパレザー製品を、しっかりケアとともにぜひご堪能ください。