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公開日:2021/09/11 

ハイシャイン(鏡面磨き)する派は必読。速さにこだわらない“王道のハイシャイン”

サフィールで仕上げる“王道”のハイシャインとは。

サフィール流シューケアのハイシャイン

8月27日(金)に配信しましたサフィール 日本公式アカウント“@saphir_japan”のインスタライブでは「【永久保存版】王道ハイシャイン徹底分析!」というテーマでサフィール流シューケア術のハイシャインについて掘り下げました。

さて、少し日が経ってしまいましたが、あらためて「王道ハイシャインとはどんなハイシャインか」について補足していきたいと思います。

王道と邪道

王道ハイシャインについてお話する前に、さらに以前の6月配信のインスタライブでは「邪道!?ハイシャイン」について紹介しました。
ここでいう邪道とは「速さをひたすら追求する時短のハイシャイン」のことを意味していて、サフィール製品を使ってとにかく速く光らせることに重きを置いたハイシャインを表しています。

対して「王道ハイシャイン」は、サフィールのポリシーでもある、「靴・皮革製品にとって、必要なモノ・コトを何よりも最優先する」という考え方に基づいた「靴に取って必要とされるハイシャイン」のことを表しています。

具体的には皮革にしっかりと油分を浸透させてコンディションを整えるのと同時に、美しさと防キズ・防水・防汚といった靴をダメージから保護する効果を高品質で透明度の高い天然ワックスによるコーティングで与えることを指しています。

王道ハイシャインでこだわるポイント

仕上がりについては好みが分かれるところですが、ハイシャインもつま先のみを光らせるだけであればかなりスピーディに仕上げられます。
ですが実際には、つま先~サイド~かかとにかけてハイシャインをすることで、靴に陰影が生まれて靴のフォルムがとてもきれいに引き立ってきます。
そしてアッパー全体にも薄くポリッシュをかけて、光沢感のバランス調整するのですが、美しい印影を表現するためには塗布するポリッシュのグラデーション具合がキモだったりします。

細部にまでこだわって丁寧に仕上げたハイシャイン仕上げの靴の画像です。

ハイシャインもシューケアの一部

ポリッシュもただ塗るだけでは最上の光沢を得るに至りません。
ワックス自体の透明度が高いとは言え、皮革表面の凹凸(シワや毛穴、シボなど)がしっかりと埋まりポリッシュが馴染みきっていないと、光の乱反射が抑え切れず光沢が鈍ってしまいます。
塗布するワックス量に絶妙な力加減・水加減をかけ合わせることで、天然原料のワックスのポテンシャルが発揮されるのです。

ここまでこだわってくると、自ずと工程ごとにそれなりの時間はかかりますので、ハイシャイン完成までのスピードはある程度犠牲にしなくてはいけません。

細部まで丁寧に仕上げたハイシャインはここが違う。

サフィールのビーズワックスポリッシュで仕上げるハイシャインは、しっとりとした質感で“潤みを帯びた上品な光沢感”と表現されますが、これは主成分のビーズワックスやカルナバワックスといった天然原料がハイシャイン下の皮革の乾燥を防ぐことになり、特に配合比率の高いカルナバワックスの抜群の透明度で、革の質感を活かした仕上げへとつながります。

栄養効果を持たない原料でのハイシャインでも、もちろん光沢を出してワックスのコーティングでキズなどから靴を守る効果は与えられますが、大事な靴を最良のコンディションを保ったまま美しく履き続ける、という面では力不足なのではと考えています。

ビーズワックスポリッシュでハイシャインする前の靴のつま先の画像です。

ビーズワックスポリッシュでハイシャインする前の靴のつま先

ハイシャインをした靴のつま先の画像です。

ハイシャインをした靴のつま先

サフィール製品でも、たとえばミラーグロスやアミラルグロスといったハイシャイン特化のポリッシュを使うときには単体での使用ではなくビーズワックスポリッシュをベースに用いることを推奨しているのは、仕上がりの良さだけではなく、栄養効果の面でもその方が効果的だからなのです。

サフィールのビーズワックスポリッシュの効果を十二分に発揮させ、持続性させるためには、たとえプロであってもしっかりと時間をかけて、丁寧に仕上げていく必要があるわけです。

*日常の靴のお手入れから王道ハイシャインで仕上げるまでの動画はこちらです。

 

Le Beau
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