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公開日:2022/03/28    /  最終更新日:2022/03/30

革靴のサイズ選びに困ったら、ぜひ試して欲しい9つの手順

革靴を選ぶ時は、好みのデザインや色も重要ですが、合ったサイズを選ぶことも大切です。

気に入った靴を見つけたからいつものサイズで購入したのに、
「大きくて歩きづらいし足が疲れる」
「サイズが小さかったのかきつくて足が痛い」
こんな経験はありませんか?

せっかくのウキウキ気分が台無しになりますよね。

そこで、今回は靴を購入する時に適したサイズ選びやフィッティングについて語らせていただこうと思います。

サイズ選びで大切なこと

とにかく試し履きをしてみること、これに限ります。
自分の足に合うものがあれば合わないものがあるのも当たり前、くらいに思ってトライすると気が楽です。

試し履きをする時にぜひ実践して欲しいことをご紹介していきます。

まずはいつも履いているサイズを試しましょう。

革靴の足入れで気を付けるポイントをご説明します。

・試し履きは必ず靴ベラを使って靴を履きましょう。
靴ベラを使わず足を入れると、タン(ベロ)やかかとを巻き込んで履いてしまうことがあります。
新品は革が馴染んでいないので、靴ベラを使った方がスムーズに足入れができます。

・かかとをしっかり靴に合わせて靴紐をしっかり結びます。
かかとを合わせる時は、ヒールを地面にトントンと打ち付けずに、ヒールを地面に付けた状態で爪先を上げてかかとを落として合わせます。
爪先を上げると甲が上がった状態になりますので、この状態で靴紐を結ぶと、爪先を下した時に大抵緩く感じます。靴紐は爪先を下してから結んでください。

・真っ直ぐに立ってみて、足に違和感がないかを確認します。
立ち上がって体重をかけることで、足が靴にフィットしてよりホールド感を感じます。
座った時は平気だったけど、立ち上がった時に痛いほどの圧迫感がある場合は、1つサイズ上げて試し履きをしてみてください。

・そのまま歩いてみて、足が中滑りしていないか、締め付けが強過ぎないか確認します。
サイズが大きいと、歩いた時に靴の中で足が滑って歩きにくさを感じます。その場合は、1つサイズ下げて試し履きをしてみましょう。
爪先とかかとが押されて土踏まずが浮いているように感じたり、指先がトゥに当たっていたり、カカトが落ちきっていない場合などは、1つサイズ上げて試し履きをましょう。

フィッティングの手順

試し履きをして問題がなければ、この靴を履いた状態を確認してもらいましょう。
自分でチェックしたい方は、こちらをポイントを参考に状態を確認してみてください。

・爪先にゆとりがあるか
足の指先と靴のつま先の間にある空間のことを「捨て寸」といい、デザインやサイズによりますが、一般には1.0cm~1.5cmくらいです。
適度な捨て寸があるかを触って確認します。
歩く時に足が前後に動くことになるので、捨て寸がないとつま先が当たったりして窮屈さを感じます。

・親指の付け根と小指の付け根にボールジョイントが合っているか
ボールジョイントは、靴の一番幅が広くなっている部分で、靴を履いて踏み込んだ時に屈曲する場所です。
きつすぎないか・ゆるすぎないかを触って確認します。ボールジョイントが合っていないと上手く踏み込めず、歩きにくく感じます。

・踏まず部分がアーチに合っているかどうか
靴の内側中央付近の括れている所が、踏まずやアーチと呼ばれる部分です。
アーチがゆるすぎず締め付けられすぎていない状態であることはもちろん、アーチの長さが合っているかどうかも触って確認します。アーチが合っていないと、足の重心が外側に逃げたり、踏み込むことで靴に無理な負荷がかかってしまい形が崩れます。

・カカトがきちんと納まっているか
かかとを手で覆うようにして、かかとがしっかりと納まっているかを確認します。
この時さらに、トップラインがくるぶしに当たっていないか、履き口が足に食い込んでいないかどうかを確認します。
トップラインがくるぶしに当たっていると、とても痛いです。。。
また、かかとの芯が長く、土踏まずの中央付近まで入っている(ロングカウンター)靴だと舟状骨の位置によっては食い込むことがあります。これは、メンズの靴にはあまり見られませんが、レディースのパンプスだとたまに出会います。
そういう時は無理をしないのが一番ですが、対処法があります。これについては、次回お話します。

・かかとのすべり(グリップ)が食い込んでいないか
かかとを少し押して、当たり具合やかかとに対して深すぎないかを確認します。
食い込んだ状態を「噛まれる」とか「噛みつかれる」と表現したりしますが、本当に噛まれたように痛いです。
革が馴染んでいくのにつれて改善されることがほとんどですが、かかとが深い場合は別の方法で対処することができます。こちらも次回詳しくお話しますのでお楽しみに!

まとめ

靴は、デザインや木型によってはサイズが前後する場合があります。
いつも履いているサイズから試して、少し大きいと感じたら1サイズ小さいものと履き比べてみましょう。いつものサイズで少しきついと感じたら、1サイズ大きいものを試してみてください。

合わない靴は履きづらく、あなたを困らせます。
気に入っているがために手放せず、タンスの肥やし街道まっしぐらです。

何で靴って手放せないんでしょうね。不思議です。
私も過去に、いくつかサイズ選びに失敗した靴がありますが、捨てられず家宝のごとく大切に保管されています。
(定期的にしっかりめなお手入れもしちゃうんです。。)

新しい革靴を迎えたら、プレメンテナンス&靴に合ったシューツリーもお忘れなく。


プレメンテナンスとシューツリーに関する記事はこちら

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