Featured Staff
サフィールオフィシャルアドバイザーの
ワンポイントアドバイス
ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
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サフィールオフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス
ハンズ 名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
ShoesLifeをご覧の皆様。
こんにちは、池袋西武担当のジュン・ジュンです。
5月も下旬になり最近は3月に池袋西武の紳士靴売り場で靴を購入された新社会人のお客様の再来店が増えてきました。
新しい靴をお探しでご来店されたり、メンテナンスのご相談だったりと、様々な理由でご来店されますが、シューケアコーナーでは「シューキーパー」について、たくさんのご相談があります。
皆様からは、
「履いている靴の皺が気になってきたので、シューキーパーを入れようと思うんだけど、履いている靴にどんなシューキーパーが合うか分からないので、選び方の基準はないか?」
というお問い合わせを多く頂いています。
正直、靴とシューキーパーにも相性があるので、何の靴に、どのシューキーパーが合うかは明言できませんが、紳士靴売り場で働いているとシューキーパーをフィッティングする機会が非常に多いです。
様々な靴とシューキーパーをフィッティングしてきた中で、シューキーパーの形の特徴で相性が良いブランドも様々出てきたので皆様の選ばれる目安にもなるかと思いましたので、紹介していきたいと思います。
まずは、池袋西武でも非常に人気が高いシューキーパー「サントノーレ」と相性の良い靴をご紹介していきたいと思います。
西武百貨店池袋店にて販売しています。¥6,600(税込)
・甲が高く、幅の広い設計になっているので、「幅広・甲高」と言われる日本ブランドの靴や爪先にボリュームある英国カントリー系の靴との相性が優れている。
・耐久性の高いブナ素材を使用、ワックスフィニッシュの艶感のある見た目。
・踵が小さめに作り込まれており、履き口に負担をかけない。
やはり丸みのある靴や、3EやFのウィズ(足囲)の靴にはボリュームがあるシューキーパーが相性が良いですね。
今回は、シューキーパーをフィッティングしたブランドの革靴2足の写真を公開していきます。
まずは、日本の靴の定番「リーガル」の靴に装着した写真をご覧ください。
サントノーレを装着したREGALの靴
適度なテンションで靴を支えてくれています。
見た目はロングノーズのリーガルですが、幅は広い靴なのでサントノーレで十分にフィッティングできました。日本ブランドの靴は爪先が長くても幅は広めに設計されている靴も多いです。
その他、リーガルの定番の丸みのある爪先の靴にも、サントノーレは相性が良いです。
次にフィッティングした靴も、日本の靴ブランドの「スコッチグレイン」です
靴の美しいシルエットが戻りました。
甲も履き口もキレイに収まっています。
プレーントゥの2Eの木型でしたがサントノーレでピッタリ、フィッティングすることができました。
3Eの木型も頻繁にフィッティングする機会がありますがそちらにも相性が良いです。
やはり、一般的に「幅広・甲高」と言われる日本ブランドの靴にはボリュームのあるシューキーパーが相性が良いですね。
ちなみに、シューキーパーをフィッティングする際は「履き皺がしっかり伸びている」「履き口周りが広がりすぎていない」ことを注意深くチェックしてもらえると良いです。
革靴にシューキーパーを入れる前の状態と入れた後の状態では、このような違いがあります。
履きジワやカカトの広がりが気になります…
履きジワがしっかり伸び、かかともきちんと支えられています。
履き皺部分がしっかり伸びて、履き口周りに余計な負荷がかかってない状態です。
いくら、皺を伸ばす為とはいえ、キツすぎるシューキーパーを使用すると履き口が広がり足が靴から抜けやすくなってしまいます。それ以外にも靴が型崩れしてしまうので注意して下さい。
今後も、様々なシューキーパーで相性に合う靴をぜひご紹介していこうかと思ってますので、ぜひ、楽しみにしていて下さい。
では、また来週。
ジュン・ジュン
西武池袋百貨店5F シューケアコーナー ※現在はクローズ
麻生 潤 Jun Asou
ジュンジュンこと麻生潤さんは靴学校を卒業後、某日本メーカー靴の専門店で販売員として従事した後、海外製の靴の販売とMTO(メイクトゥーオーダー)をメインに行う。
そこで、末永く綺麗に靴を履く為にシューケアに目覚め、シューケアを独学で勉強し、さらにその後、現場での経験を増やすために、靴修理のお店で色々な靴のケアを行うことで造詣を深め、現在に至る。