靴を整えるとは？第二弾～シューキーパー選び編～ジュン・ジュンのシューケア探訪

SHOES　LIFEをご覧の皆様

こんにちは、池袋西武　紳士靴売場5Fでシューケアを担当しております
ジュン・ジュンです。

2回目の緊急事態宣が発令され、閉店時間が19時30分までになりました。
お気をつけてくださいませ。

さて前回のシューキーパーが必要な理由の後は
第二弾として
シューキーパー選び編になります。

前回の記事はこちら

靴を整えるとは？第一弾～シューキーパーが必要なワケ～　ジュンジュンのシューケア探訪

シューキーパー３種類をご紹介

店頭にも色々な種類のシューキーパーがございます。

大まかに分けて
スプリング、バネ式シューキーパー、シングルチューブキーパー、ツインチューブバネキーパーの
3種類程ございます。

そこでいったい何がタイプで違うのかを簡単にご説明できたらと思います。

スプリング、バネ式キーパー

バネ式キーパー
このように、かかと部分が棒状になっています。

メリット、価格がお求めやすい価格。
重量が軽い為、一時的な靴磨きで使用する際にはしわも伸びやすいので行いやすい。
ただし、スプリングが強くテンションが強い為、長期で入れておくと甲を強く伸ばしすぎる。
また、かかと部分が棒状の為、かかとも一か所に伸びやすい。

シングルチューブタイプのシューキーパー

シングルチューブタイプのシューキーパー

シングルチューブキーパー（かかとあり）

スプリング、バネ式キーパーと違いかかとがある程度大きさがあり、テンションを分散できます。
ツインチューブキーパーと比べると、二の甲部分が簡略されているため、フィッティングをより重視すると弱いです。
サイズがS,M,Lとサイズも簡素化しています。

ツインチューブキーパー

ツインチューブタイプのシューキーパー

革靴の型に一番近い本格的なキーパー
メリット
かかと部分も、甲の部分も靴の型にフットする様に、作られているため、靴をしっかりサポート出来ます。
インチ刻みでサイズも豊富なため、自分の靴のサイズにぴったりと合わせやすいです。
その為、靴に入れた長期保管にも向いています。
堅牢な靴にも負けず、しっかりとソールの反りを戻してくれます。
価格は木の材質にもよりますが、少々高めになります。

上記が大まかな、シューキーパーの種類になりますが
池袋西武店では、スプリング、バネ式キーパーとツインチューブタイプを取り揃えております。

また長々とご覧くださいまして、有難うございます。

次回はシューキーパー第三弾になります。

続きはこちら！

靴を整えるとは？第三弾～シューキーパーのフィッティング編～ジュン・ジュンのシューケア探訪

西武池袋百貨店5F シューケアコーナー

麻生　潤 Jun Asou

ジュンジュンこと麻生潤さんは靴学校を卒業後、某日本メーカー靴の専門店で販売員として従事した後、海外製の靴の販売とMTO（メイクトゥーオーダー）をメインに行う。
そこで、末永く綺麗に靴を履く為にシューケアに目覚め、シューケアを独学で勉強し、さらにその後、現場での経験を増やすために、靴修理のお店で色々な靴のケアを行うことで造詣を深め、現在に至る。
真剣に、時には笑いを混ぜながら楽しくシューケア情報の発信を行い、店頭で皆様にお会いできる事を楽しみにしております。