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ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当：植田
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革靴の雨シミお手入れ ～シミ除去編～ ジュン・ジュンのシューケア探訪
ShoesLifeをご覧の皆様。
こんにちは。池袋西武担当のジュン・ジュンです。
早くも4月も2週目になりましたね。4月では珍しく上旬に雨が多かったせいか銀浮きや、雨じみになってしまった靴のお持ち込みが非常に多くなってきました。
基本にはなりますが、やはり撥水スプレーをかけて頂くのが一番の雨対策になるかと思います。
今回は、雨じみが強くでてしまった茶靴をメンテナンスする機会があったので、折角なのでメンテナンスの方法もご紹介していきたいと思います。
まずは、こちらが雨じみがでてしまった状態の靴です。
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雨じみができてしまった革靴
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サイドにかけても雨じみが…
やはり、茶靴だと雨じみができてしまった時は目立ってしまいますね。
まずは、揮発性が高く、強力に汚れを除去してくれる「サフィール レノマットリムーバー」を使用して、汚れや古いクリームを除去していきます。
雨じみを直す際は全体に均一に水分を入れる必要があるので、水分を含ませた時にムラが出ないようにしっかりと古いクリームを除去していきます。
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SAPHIR（サフィール）レノマットリムーバー
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レノマットリムーバー使用後
「サフィール レノマットリムーバー」を使用するだけでも少し雨じみが目立たなくなってきましたね。
普段よく使用する「サフィール クリーニングローション」や「ノワール コンディショニングクリーナー」よりも強力なクリーナーなので使用する時は少量を優しく使用することが失敗しないコツです。
全体の汚れや古いクリームが除去できたら次は「サフィール サドルソープ」を使用してリムーバーでは落ちない潮吹き跡や汚れを水洗いしていきます。
「サドルソープ」使用後は濡れティッシュで靴全体を覆うようにして靴に均等に水分が浸透するようにします。雨じみは靴が濡れた時の乾きムラなので全体に均一に水分を浸透させて乾燥させることである程度直すことができます。
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SAPHIR（サフィール）サドルソープ
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濡らしたティッシュでパック中の靴
濡れティッシュである程度重みもあるので、軽度の「銀浮き」もこの方法で除去することができます。
今回は1日ほど時間をかけてしっかりと乾燥させていきます。
乾燥して雨じみが無くなっていれば、次回は水洗いした状態の靴の磨き直し方法をご紹介していきます。
では、また来週。
次回「革靴の雨シミお手入れ ～磨き直し編～」はこちら
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西武池袋百貨店5F シューケアコーナー ※現在はクローズ
麻生 潤 Jun Asou
ジュンジュンこと麻生潤さんは靴学校を卒業後、某日本メーカー靴の専門店で販売員として従事した後、海外製の靴の販売とMTO（メイクトゥーオーダー）をメインに行う。
そこで、末永く綺麗に靴を履く為にシューケアに目覚め、シューケアを独学で勉強し、さらにその後、現場での経験を増やすために、靴修理のお店で色々な靴のケアを行うことで造詣を深め、現在に至る。
