"ポリッシュ"とペースト状の靴クリームとの違いはワックスの配合量です。
簡単に言うと、常温で固形のワックスの配合比率が高ければ固さを保ち、油分やワックスを溶かす溶剤の比率が高くなると柔らかくなります。ということでワックスの配合比率が高いポリッシュだからこそ靴表面にしっかりとしたワックス被膜を張ることができ、鏡面化ができる=ハイシャインができるということなのです。
サフィールとサフィールノワールのビーズワックスポリッシュで用いられる主なワックスは「ビーズワックス」と「カルナバワックス」です。
「ビーズワックス」は動物性のワックス、「カルナバワックス」は植物性のワックスでどちらも天然原料です。ビーズワックスもカルナバワックスはどちらも化粧品や食品にも用いられる安全性の高い原料です。革に対しての栄養・保革効果にも優れており、乾燥を防ぎ、柔軟性を保つ役割も果たします。どちらも被膜の透明度が高いので、鏡面仕上げほどに表面を平滑にすると非常にきれいな光沢になるのも最大の特徴です。