1920→2020 ブランド100周年記念限定モデルが日本に登場

サフィールブランドは1920年に創設されて以来、長きに渡り世界中の革靴・革製品愛好家に支持されています。
同ブランドはお気づきの通り、2020年で100周年を迎えたわけですが、SAPHIRサフィールというブランド名は、ちょうど100年前の1920年にフランス南東部ファヴェルジェのデスタニョル家によって作られました。
そして1925年のパリ万国博覧会で金賞受賞の栄誉を得た他、1928年ランス、1931年パリでも賞を獲得しています。

この限定モデルは、クレム1925やレノベイタークリームが現在の角瓶になる前に使用されていた丸型の瓶を復刻し使用しています。前モデルを彷彿とさせるラベルが100年の歴史を感じさせます。

100周年にかけて、容量は７５ｍｌ→１００ｍｌと増量しながらも、お値段は据え置きのアニバーサリー価格となっています。
（クレム1925、レノベイタークリームともに￥2,200（＋税））

100周年記念限定モデルとしてこの２商品が選ばれた理由

まず“レノベイタークリーム”は、1920年のブランド創立よりサフィールブランドの代表商品として存在していました。
まさにサフィールの物語はレノベイタークリームから始まったと言っても過言ではありません。
ビーズワックス、ミンクオイルといった天然原料を配合し、皮革へのツヤ出し効果・油分補給効果に優れた革製品全般に使用できる乳化性クリームです。
カーフ（ベビーカーフやボックスカーフ）などの上質な皮革製品のお手入れに最適なクリームです。

“クレム１９２５”は、その名に1925年パリ万博での金賞受賞の栄誉を冠するだけあって、まさにサフィールの看板と言える商品です。
現在のクレム１９２５は、植物性油分“シアバター”が配合され、当時でもすでに完成されていた同商品をさらに上回るクオリティで提供されています。
サフィールというブランドが過去の栄光に囚われることなく、進化・成長をし続けていることを表す象徴的な商品でもあるわけです。

※クレム1925について紹介した記事はこちら
https://shoeslife.jp/tag/クレム1925/