Featured Staff
サフィールオフィシャルアドバイザーの
ワンポイントアドバイス
ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
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サフィールオフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス
ハンズ 名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
暦は秋分です。
秋のコーデにボトムは、手入れの行き届いたレザーのシューズがはまる季節がやってまいりました。
Shoes🌰Life
いかがお過ごしでしょうか?
遡ること20年ほど前、サカエの洋服屋さんにてon,off問わず使えるとおすすめされ、購入したパラブーツの「ミカエル」。
この20年間の苦楽を共にしたお気に入りの靴なんです。
アウトソールがすり減ってきてとても歩くづらくなったので、メイエキの靴修理店でオールソール交換の修理を依頼したんです。
先日のこと、そのパラブーツが修理から戻ってきまして、あまりもキレイになったんで驚いちゃいました。
そこで、革靴の修理屋さんが「なぜキレイな状態を維持できてるのか」について、ポイントなんかを教えてくれましたので、みなさまにもご紹介したいとます。
真新しいVibramソールに。Beforeの画像撮り忘れました。。すみません。。
履き込んでいるのでアッパーは超馴染んだ状態ですが、味があっていいッッ!
実はこの靴、今回で3度目のオールソール交換なんです。
巷では靴のオールソールソールの修理は2回までとよく耳にするのですが、
メイエキの靴修理屋さんが言うには
”ウエルトがしっかりしてるので今回のオールソールの交換はキレイにできたんです。この状態ならまたオールソール交換できますよ”
※ウェルト(welt)とは、靴の周りを縁取るようにアッパーとアウトソールに縫い付ける、細い帯状の革
ですって。
さらに10年履けそうです。
張り出したウェルト部分にクリームを塗り込みましょう。
アプライブラシを立てて毛先を使うと塗りやすい。
だーうえは、靴のウエルトもしっかりクリームを塗るのを怠らなかったんです。
その結果ウエルトも長持ちしてました。
☝️靴クリームを塗るときに、アプライブラシを使ってしっかり塗り込む、このひと手間を加えれば良いだけなんです。
クロスだと上手く塗れなかったりするので、細部までクリームを行き届かせることができるアプライブラシ、おすすめです。
アウトソールも新しくなったことだし、アッパーもキレイにします。
今回はサフィールノワールの2つのクリームを使って保革します。
アッパーの塗布もアプライブラシで。
仕上がりはこんな感じ。
左足はサフィールノワールオイルドレザーレザークリームで仕上げました。
そのリスレザーに最適な、水分・ホホバオイル・ニートフットオイルがを含むオイルドレザークリームには、ワックスが入っていません。マットな仕上がりです。
パラブーツのリスレザーLISSE LETHERはオイルを多く含む革で、オイルドレザーの仲間なんです。
詳しくは楠美さんの記事もご覧くださいね。
オイルドレザークリーム同様、アプライブラシで塗布。
仕上げに乾拭きすると自然な光沢感が生まれました。
でも、ちょっとツヤ感が欲しかったので右足はサフィール創業時よりあるワックス配合のサフィールレノベータークリームで仕上げました。主成分が水分、蜜蝋、ミンクオイル、ラノリンです。いい感じのつやがでます。お好みでお使いくださいね。
やっぱりシューケアは怠らないことが大切って事気づきました。メイエキの修理屋さんキレイに直してくれてありがとう。
んで、9月22日インスタライブやります。
タイトルは
”靴修理にまつわるエトセトラ”
靴修理屋さんと靴修理についてライブします。ご視聴お願い申し上げます。
本記事でご紹介した商品は東急ハンズ名古屋店で取扱い中です!お店に行けない方はこちらからも商品を購入できます。
ハンズ名古屋店 靴・レザーケアコーナー
植田 晃史 Koji Ueda
だーうえこと植田晃史さんは愛知県在住。落語と映画鑑賞が趣味。20年ほど靴の販売員として従事されていた経緯を持ち、2015年より東急ハンズ名古屋店にてサフィール専属スタッフとして売り場に立つ。
来店されたお客様の綺麗に手入れされた靴を見て興味を持ち、シューケアをしながら愛着を持って長く履くという考えに共感したことがきっかけでサフィールに出会う。
モットーは「お客様と噛み合った接客」。豊富な経験に基づいたアドバイスを致します。