Featured Staff
サフィールオフィシャルアドバイザーの
ワンポイントアドバイス
ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
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サフィールオフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス
ハンズ 名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
Shoes Lifeをご覧の皆様。
こんにちは、池袋西武担当のジュン・ジュンです。
いよいよ関東も梅雨入りしましたね。
急な雨が増えてくるので、この時期はしっかりと雨対策をして大切な靴や鞄を濡らさないようにしたいですね。
その際は、雨対策をご紹介したジュン・ジュンの記事をご参考にしてみてください。
さて話は変わりますが、最近は婦人靴の靴磨きのご依頼も多くなってきました。
今回はその中から「婦人靴の靴磨き」実例をご紹介します。
婦人靴は男性の靴よりも繊細な革が多いので、いつも以上に気を使いながらのメンテナンスしていこうと思います。
まずは、こちらが靴磨きをする前の状態です。
メンテナンス前の靴
こちらのパンプスのつま先にできた傷などは、靴クリームでは着色しきれない状態でした。
なので、傷部分に「サフィール レノベイティングカラー補修クリーム」を使用して補色することにしました。
まずは、補色前の下準備として「サフィールノワール コンディショニングクリーナー」を使用して汚れや古いクリームを除去していきます。
SaphirNoir(サフィールノワール)コンディショニングクリーナー
汚れ落としなどの前処理は、SAPHIR(サフィール)レノマットリムーバーのご使用もお勧めですが、今回は傷部分を含めた革の状態に合わせて、SaphirNoir(サフィールノワール)コンディショニングクリーナーを使用します。
コンディショニングクリーナーは、高い汚れ落とし効果をもちながら革に対して刺激が少なく、繊細な婦人靴の革にも使いやすいのです。
補色前の前処理が完了したので、次に傷部分の補色を行っていきます。
つま先は1番目に入る場所なので気になるのも無理はありません。
かかとにも傷ができています・・・
傷の種類によって状態は様々です。
浅い擦れたような傷で色が入らないケース、逆に傷が深くて色が濃くなってしまうケース、多種多様です。
レノベイティングカラー補修クリームは、近い色を作れば違和感なく補色ができる優れモノ。
早速色を調色して補色していきます。
No.4 ブラウン No.32 ボアブラウン
今回は、No.4ブラウンをメインの色にしてNo.32ボアブラウンを少しずつ混ぜて調色しました。
調色ができたら、白い紙などに塗って色感(色味やトーン)があっているか確かめます。
実際に塗る前に確認しておくことで失敗を防ぐことができるのでお勧めです。
丁度良い塩梅の色が完成したら傷がある箇所を補色していきます。
今回は長くなるので、補色結果とその後の磨き直しは次回ご紹介したいと思います。
楽しみにお待ちくださいませ。
では、また来週。
ジュン・ジュン
本記事でご紹介した商品は西武百貨店池袋店で取扱中です!お店に行けない方はこちらからも商品を購入できます。
西武池袋百貨店5F シューケアコーナー ※現在はクローズ
麻生 潤 Jun Asou
ジュンジュンこと麻生潤さんは靴学校を卒業後、某日本メーカー靴の専門店で販売員として従事した後、海外製の靴の販売とMTO(メイクトゥーオーダー)をメインに行う。
そこで、末永く綺麗に靴を履く為にシューケアに目覚め、シューケアを独学で勉強し、さらにその後、現場での経験を増やすために、靴修理のお店で色々な靴のケアを行うことで造詣を深め、現在に至る。