大会制覇後のカーティス・フィリップスは、ウィルソンのチェリー・ホテルなどで30年にわたりシューシャイナーを続けました。
そのテレビ特集で、80歳になったカーティスはいまだ衰えぬ靴磨きの腕を披露しました。
ウィルソンに唯一残る靴磨きの店「ミスター・マジックのシューシャインパーラー」を経営していたかつての弟子マイケル・ムーアを訪ねたときのことです。店は数年前に閉店してしまいました。
現在、残念ながら、かつて靴磨きが盛んだった靴磨き大会発祥の地に、靴磨きを看板に掲げる店はもうありません。
これ以上そのような場所を失わないために、現在開催されているすべての靴磨き大会とこの技術を普及するすべての手段はきわめて有効なのです。