Featured Staff
サフィールオフィシャルアドバイザーの
ワンポイントアドバイス
ハンズ名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
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サフィールオフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス
ハンズ 名古屋店の靴磨き用品コーナー担当者のおすすめ情報をお届けします。
ハンズ 名古屋店 担当:植田
ShoesLife にお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、ゴールデンウィーク中に開催しておりました、革製品のお手入れ相談会でのひとコマをご紹介します。
茶系カラーの靴(通称:茶靴)のつま先についた傷に関するご相談をいただきました。
色・傷の補修といえば、通常であればサフィールの「レノベイティングカラー補修クリーム」をおすすめしたいところですが、 今回は革靴で、しかも実演中ということもあり「SAPHIR(サフィール)ビーズワックスポリッシュ ブラック」を使ってできる補修を行いました。
“黒色のワックスは黒靴専用”と思われがちですが、実は茶色の靴にも使えるんです。
まずは、実演で使うのにぴったりな乾燥の早いクリーナー、 SAPHIR(サフィール)レノマットリムーバー を使ってクリーニングを行います。
その後、SaphirNoir(サフィールノワール)クレム1925 ニュートラル で丁寧に磨きます。
そして仕上げに使ったのが、“茶靴にあえての黒ポリッシュ”。
サフィールのビーズワックスポリッシュ・ブラック をつま先に塗り込み、ハイシャインポリッシュクロス で磨き上げていきます。
仕上がりがこちらです。
ブラックのビーズワックスポリッシュを薄くなじませることで、 傷の白さが奥に沈み、靴全体の印象がぐっと引き締まりました。
この補修方法は、「黒ワックス=黒靴専用」という常識にとらわれない、 プロの現場でもよく使われているテクニックです。
そして、誰でも取り入れられる方法でもあります。
特に、トゥ(つま先)に光沢を集めて高級感を出したいときや、 傷を自然にぼかしたいときにぴったりの方法です。
レノベイティングカラー補修クリームを使った本格的な傷補修をするのもいいですが、靴クリームやポリッシュなど手持ちの道具で手軽に傷を目立たなくするこちらの方法も大変おすすめです。
皆様もぜひお試しください。
ハンズ名古屋店まで買いに行けない……という方はこちらで購入できます。
ハンズ名古屋店 靴・レザーケアコーナー
植田 晃史 Koji Ueda
だーうえこと植田晃史さんは愛知県在住。落語と映画鑑賞が趣味。20年ほど靴の販売員として従事されていた経緯を持ち、2015年より東急ハンズ名古屋店にてサフィール専属スタッフとして売り場に立つ。
来店されたお客様の綺麗に手入れされた靴を見て興味を持ち、シューケアをしながら愛着を持って長く履くという考えに共感したことがきっかけでサフィールに出会う。
モットーは「お客様と噛み合った接客」。豊富な経験に基づいたアドバイスを致します。
茶靴にあえて黒ポリッシュを使用する方法は、プロの現場でよく使われるテクニックですが、誰でも手軽に取り入れられる方法でもあります。傷補修の際に黒ポリッシュを使用すると、傷を自然にぼかすことができ、全体も引き締まった印象に生まれ変わります。その手順を詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。