日頃、当サイトの名物コーナー“サフィール オフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス”をご覧いただき、誠にありがとうございます。

ShoesLife編集部です。

本コーナーは、日々店頭にて皆様の靴や革製品のお手入れに関するお悩みやご相談にお応えしているサフィールオフィシャルアドバイザーがひそかに抱える「担当エリアを超えてもっと多くの方にサフィールやタラゴ、ダスコのことを語りたい！」という野望を実現するために企画され、そして日常業務の合間を縫ってコツコツと連載をしております。

さて、本コーナーの2020年最後の更新は、6月のShoesLife開設より40本を超える本コーナーの記事の中から、この半年間によく読まれた記事、「上位３本」をダイジェストでご紹介させていただきます。

あきらめていませんか？　だーうえ

東急ハンズ名古屋店 サフィール専属スタッフ だーうえこと植田の書いた、レノベイティングカラー補修クリームに関する記事です。

大切な革製品が傷ついたり色あせてしまった時に、お客様ご自身で直すための道具を求めて、東急ハンズ名古屋店には多くのお客様がみえるそうです。
そこで色数も豊富（全色取り扱ってます！）、知識や経験も豊富で使用方法のアドバイスもバッチリな植田が、実際に削れたり褪せてしまった革小物の補修例ともに、商品をご紹介しております。

レノベイティングカラー補修クリームはサフィール商品の中でも、特によく売れている商品なので、どのような商品かの調査や使い方を調べるために閲覧されているようです。

鏡面磨き。ちょっとアドバイス。だーうえ

皆さん、やはり“鏡面磨き”について、興味・関心を持たれている方は多いようです。
本コラムでは、鏡面磨きに挑戦するもなかなかうまく光らせられなかったご来店客の勘違いから、あらためて鏡面磨き・ハイシャインのワンポイントアドバイスを行った記事です。

そもそも靴磨きには正解はあってないようなものですが、テクニック的な事で言えば、きれいに光らせる・早く光らせる・簡単に光らせる、といったそれぞれのテーマに沿った方法というものは存在します。

本記事では、「鏡面磨きができない人が、できるようになるきっかけをつかむ方法」をご紹介しています。

記事内では、ライトブラウンの靴に対してブラックのポリッシュを使ってポリッシュを塗っている箇所がどのように変化をしていくのかをわかりやすくお伝えしています。
我々も鏡面磨きの練習をする際には、塗布量や塗り重ねの層の厚み、平滑に均す加減、などがわかりやすいように同じ方法を取っています。

もしお手元に出番の少なくなった淡色系の靴がありましたら、ぜひブラックやダークブラウンなど色の濃いポリッシュで鏡面磨きの練習をしてみてください。

ハンドラップって便利だよね。だーうえ

ハンドラップ。これが実は問い合わせの多い道具だったりします。
記事内のハンドラップも商品として販売しているものではないので、単なる見せびらかしになってしまいましたが、プロも必ずと言っていいほど所有している隠れたド定番アイテムとして、情報収集されている方が多いのではないでしょうか？

残念ながら本記事でご紹介しているハンドラップは「非売品」なのであしからず……。

さて記事内にもありますが、かつては水は裏返したポリッシュのフタに入れて使うのがポピュラーでした。
他にはアトマイザー（霧吹き）や切手を濡らすスポンジ台などを使われる方もいらっしゃるようです。

そもそもハンドラップ自体は医療や美容の現場で精製水やアルコールなどといった液体を適量取るために使われる器具なのですが、実際に使ってみると靴磨きに必要な水気をぴったり適量取れるので、「靴磨き専用に作られた」と誤解する方がいても無理はないと思います。

今ではインスタグラムなど見ていて海外のシューシャイナーたちが、日本製のハンドラップを使っているのを見かけるようにもなりました。

人気記事３選、いかがでしたでしょうか。
このように、本コーナーでは店頭での問い合わせの多い話題や新商品、季節ごとのおすすめなどリアル店舗で常勤するスタッフならではのコラムをお届けしております。

“サフィール オフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス”は来年も引き続き精力的に更新してまいります。
来年からは、おなじみのだーうえこと植田に加えて、西武池袋本店 専属スタッフとして新加入のニューフェイスも登場予定です。

よりパワーアップしてお送りする２０２１年の“サフィール オフィシャルアドバイザーのワンポイントアドバイス”も、どうぞご期待くださいませ。

植田から新年のご挨拶

恭賀新春、2021は丑年。